脱サラネット起業するなら損しない始め方。
-もらえるものは先にもらいましょう。-
脱サラを検討し、特にネットビジネスを始めようと考えている人たちへ。
1か月で不労取得の仕組みをつくりあげ、
1年以内に本当の自由を手に入れる方法は確実に存在しています。
…が、あくまでその方法で成功できるかどうかは個人差・努力如何があります。
その個人差とは何かと詳しく説明しますと、
・精神力
・貯金
・学習能力
・行動力
などです。
人によれば脱サラしたあとの精神状態が安定しない人や、
貯金が少ない人、ビジネスの勉強に時間をかけたい人、
行動をなかなか起こすことができない人…さまざまです。
その中でも特にキーファクターになるのは、やはり『お金』だと思います。
私は正直『お金そのもの』を解決手段にするのは好きではないのですが、
現実問題、持ち合わせがないと精神面でキツいうえ行動も起こせません。
…ビジネスの勉強どころではないのですね(^-^;
ですので、本記事はちょっと生々しいお話。
脱サラしたあとネットビジネスをはじめるなら、
いくらくらいお金を節約すれば安心なのか?!
です。
よろしくお願い致します。
脱サラとは言葉どおり『サラリーマン・脱却』です。
当然職場を退くわけですから、後始末をしなければいけません。
『立つ鳥跡を汚さず。』なんてキレイごとは意識しなくて良いのですが、
冒頭タイトル通り、もらえるものはもらっておきましょう。
せっかくがんばって勤め続けた職場を去るのですから。
@:失業保険金
離職票・源泉徴収票はもちろんのこと、退社理由を証明するものを
ハローワークに提示しましょう。これがないと何ももらえません。
ちなみに辞めた会社の人事は、離職票では私たちの退職理由を
『本人都合』にしたがるので、それにサインさせ印鑑を押させます。
当然ハローワーク側も全部が『本人都合』だなんて認識しません。
仕事ができる人は、パっと見ブラック企業とわかる会社の離職票なら、
『本人都合なわけないだろう』と即座に判断します。
ですから念のために『退職に至った理由を証明できるもの』を持参し、
提出しましょう。診断書とかが一番わかりやすいです(下図は私の実例)。
これ以外だとパワハラ・セクハラと認識できるメールの印刷コピーとかですね。
(社内メールは社外秘なのでアウト。G-mailなら大丈夫かもしれないので要確認。)
勤続年数と年齢、そして自治体で差はありますが、
私は90日間支給されて435000円はもらえたと思います。
(安いですが、無いよりは全然マシです。)
A:自営業という自覚
ネットビジネスを志す以上、『自分は個人事業主』という自覚も大切です。
例えば失業保険金を受取っているあいだにネットビジネスを立ち上げる。
そんな行為をした時点で『自営活動』とみなされてアウトになります。
せっかくもらった失業保険金を倍額以上で返さなければいけない、
そんなキツい罰金制度がありますので十分ご注意下さい。
(ちなみに『ちょっとだけ店のお手伝い』とかもアウトになります。)
『そんなことなら、何もできないじゃないか!』
そんなふうに考える人がいらっしゃると思いますので、
ネット起業できない状況でもできることだけを挙げていきます。
・作文の練習(ブログ記事作成などのため。これが一番大事。)
・情報収集(スマホやPCでコピーライティングやネット起業について。)
・どんなテーマやコンテンツでビジネスをしたいか計画する。
・稼いでいるネットビジネスマンのサイトをチェックする。
要するに『自営サイト』という資産を立ち上げない限りは
『研究・勉強』目的でいろんな準備ができますので、
やれることはやっておくのがベストだと思います。
もらうものを全部いただくまでは、焦らず・じっくり
自分の知識・ノウハウを育てれば良いんです(*^-^*)。
【補足】
『再就職する気もないのに失業保険金をもらうなんて、
ちょっとおこがましいか、図々しくありませんか?』
基本、黙って保険金はもらっていれば良いんですが、
そんな心ない意見を聞いてしまったときのためのアドバイスです。
たしかに『ネット起業するつもりなのに、よく失業保険なんて
申請してガッツリもらえるな!』というふうに考える人はいます。
ただ、起業者はこれから先の見えない未踏のビジネスに足を
踏み入れるわけですよ。それも自分の意志と勇気だけで、です。
『再就職して再び会社という他人の資産にぶら下がる人』と、
『自分の資産を起こして0(ゼロ)から全てを始める人』。
…どっちが、リスペクトされるべきでしょうか?
次は、お金のことがスゴく不安な人は必ずお目通し下さい。
私たちは仕事をしていようがしていまいが、
お国が決めたシステムのもと『生きているだけで』
毎月高い税金を支払わなければいけない義務があります。
ニートや無職を経験した人はイヤってほど解ると思うのですが、
何もしてなくてもあっという間に貯金が底を尽きるものです。
そのさまを日々ジリジリと感じとりながら暮らす日々が、
何より精神面でダメージになることはカンタンに想像できるでしょう。
ですので、脱サラしたあとはできるだけムダな浪費を断ちましょう。
先述どおりそれがもっとも精神面の負担を減らすことになります。
一年間をベースに、どのくらいお金は節約できるでしょうか?
考察していきますね。
@:家賃
今住んでいる場所によほど愛着でもない限り、
帰れる場所に帰ることをおススメします。
田舎の実家にでも早々に引き上げるのが無難でしょう。
光熱・水道費含め、例えば60000円×12か月。
年間で720000円です。かなりの節約にはなります。
ちなみに実家はお金が節約できるだけでなく、
改めて自分のルーツを見つめ直すことができます。
家族の『アイツはパソコンに向かってばかりで仕事を探す気もない!』
そんな目がつらいようであれば、休みなく家事に手を出せば良いでしょう。
それだけで信用を得ることはできますし、話も聞いてもらえるでしょう。
食事も作れば、家族は喜んでくれます。ご参考までに。
A:税金・保険
『生きているだけで』義務化する。それが税金です。
こればっかりは海外にいたとしても発生するので逃げようがありません。
失業後は年金支払免除の手続きもできます。
ハローワークと市役所を往復して、早めに済ませましょう。
申請書は役所のホームページでもダウンロードできますし、
不安なら直接役所で手に入れても良いでしょう。
(人を介した方が確実なので、面倒でも市役所の方が良い。)
申請期間や前年取得、認定区分など、
そこまで記入することは多くないはずです。
受理された後は、ハガキが自宅宛に届きます。
私の場合は9か月分の支払免除が認定されましたので、
16260円×9か月=146340円ほどの節約です。
(この場合、『節約』とは言わないか…(^-^;)
もちろん、この国の年金制度は賦課(ふか)式なので、
支払わなった分のとばっちりが先々来るのが嫌な人や、
金銭面で余裕のある人は支払い続けても良いと思います。
年金のことをもう少し知りたいという人は、
こちらもご参考下さい。⇒ 年金のちょっと怖い話
もう一つは、健康保険です。
勤めていた会社を辞める=その会社での健康保険からは外れるようになります。
自身の身体で持病や大きな問題が見られない場合、
自己管理さえしっかりしていればカットしたいところかもしれません。
…と思った人は、要注意です!
経済的に健康保険料の支払いが厳しいとしても、
公的医療保険はたとえ無職になったあとでも支払い義務が発生します。
不親切な市役所などでは、その話をすっ飛ばして
そのまま滞納分の請求書をある日しれっと送ってきます。
ただし、何事も『身体が資本』ということを考えると
やはり支払が手痛いとしても加入しておく方が良いでしょう。加入支払が必須です。
加入していない場合は『届出義務違反』が生じ、
さらに10万円以下の罰金が生じるそうですので、ご注意を。
外出でもすれば事故に遭う可能性もありますし、
家にいたとしても地震が起きて階段から落ちケガするかもしれません。
『最悪の事態』を考慮して健康保険料は滞納せず支払いましょう。
B:自動車
『これからネットビジネスを始める!』という人で
余計なお金の浪費を極力避けたいのであれば、
自動車の存在はゆるぎなく負債です。
こちらも金銭面で余裕がない場合、早々の処分をおススメします。
大体が自動車って、保有している限り一生負債です。
維持費に保険料、洗車代に車検…。
お金を稼いでいる人ですら唯一支払いきれないものです。
【参考:一年分の自動車維持費の例】
・一年分の自動車税 34500円(普通車)
・車検代 7〜80000円(依頼場所による)
・保険・共済費 6〜70000円(12等級・30歳の例)
以上だけで180000円前後は年間かかります。
よっぽどの車バカでない限り、処分しても良いでしょう。
ちなみに、車を売るならおススメの時期は1〜3月です。
4月以降は急速に需要がなくなり、あまり良い値で売れないそうです。
ご存知ネットビジネスはパソコン1台とネット環境だけで
十分仕事ができますので極端な話、引きこもりでもできます。
車がどうしても必要な理由は、ありませんね。
余談ですが『自分さがし』すらも世界一周などする必要はなくて、
引きこもりでも思考を止めない限り十分できますよ(*^-^*)。
C:食費
食費に関しては個人差があるでしょうが、
この点も実家に甘えさせてもらうことで十分節約できます。
先述どおり、自分で料理でもすれば家族は喜んでくれます。
『それでも外食が良い!』という人は、ほどほどに。
・モーニング 500円
・ランチ 700円
・夕食 1000円
少し高めに見積もりましたが、一日2200円。
2200円×30日×12か月=792000円(年間)…。
やっぱり実家なら自炊して家族でシェアする方が無難でしょう。
D:娯楽
正直書く必要はないかなと思ったのですが、
精神面での安定を図るためにやはり大切だと感じたので、書きます。
こればかりは人の趣味によりけりな部分はありますが、
『節約』・『自粛』を心がけすぎてストレスを溜めるのが一番いけません。
コツとしては『今まで頻繁にやってきたこと』を、
『たまにやるから楽しい』とマインドセットすることですね。
これだけでも娯楽にかかるお金は全然違ってきます。
一方で『ネットビジネスで、娯楽どころじゃない!』
…という人は迷わず突き進んでいただきたいのですが、
逆にこちらでもストレスを抱えてしまわないように注意が必要です。
娯楽と本業(ネットビジネス)…。
どちらもオーバーロードしないようにバランスをとりましょう。
さて、とても大切なことでしたので長くなりました。
上の@〜Cを合計すれば、年間で180万円以上はセーブできますね。
失業保険金分(435000円)を含めると220万円以上になります。
もちろんこの金額だけを鵜呑みにしない方が良いのですが、
なるべく高めの金額で見積もったつもりですので多少以上は
参考にしていただけると思っています。
サラリーマンとして忙しなく日々働いていても、
私たちの身の周りからはこれだけのお金が一年間で動いています。
これも脱サラしてアレコレ調べてみなければ気付くことができなかったことです。
経営の基本は『利益を最大に・経費を最小に』ですが、
利益・経費の前にまず消耗を徹底しておさえることから考えるべきですね。
果てはネットビジネス経費をかしこく使うセンスが身に付きます。
まとめ:脱サラするなら、ここまでやっておく。
・自分の意志と勇気で動くのだから、もらえるものは全てもらう。
・『自営業を始める』という自覚をもって、できることから手を出す。
・ムダな浪費を断つ。(家賃・税金・負債・食費・娯楽など)
・切り詰めれば年間220万円以上は節約できる。
最後に私が脱サラした初日の状況をお話しますと、
『サラリーマンが3ヶ月を食べていく程度の貯金』
これが私の軍資金でした。
正直『人生詰んだ。』と思いましたが、
ジタバタするしかなかったのでそうしたところ
今もそのまま人生はこうやって続いています。
家で家族に手料理を作ったり、都合で海外に出かけたり、
帰国すればまた引きこもってアレコレ企てたりと、極端です(^-^;
うまく表現できませんけど、実はこれが『命の幅』なんですね。
いくらでもジタバタすれば良いし、
納得いくまで調べたり勉強しても良いし、
やる気がなくなれば思いっきりその場から飛び出したり、
適齢期なんて、平気でズドドっと駆け下りて行って良いんです。
これこそが、安定を越えた『自由そのもの』です。
『人の命の幅』は、いくらでも広がります。
最後まで読み進めて下さったあなたへ。
今いる世界から少しでも行動を起こせるきっかけになれたなら、
これ以上の書き綴った甲斐はありません(*^-^*) 有難うございました。
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