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日本語教育能力検定試験に合格しました。

 

 

2018年12月29日

 

 

朗報です。

 

 

 

予てからいくつか記事で書き綴って参りました、
日本語教育能力検定試験の合否が届きました。

 

 

 

クリスマスの当日に…。

 

 

 

ポストをのぞいたら、下の茶封筒が。

ハイ。これはもう、開けなくてもわかりますね。

 

 

 

合格しました。わーい!
『初受験で受かる』と心に決め、周囲にも公言していましたので、
幸いそれが程よいプレッシャーになったようです。わーい!

 

 

 

 

これで国内外を動き回るにあたって、ムリな自己アピールやウソの塗り固め(墓穴)なんかしなくても、
各教育機関からは『うん、向上意欲と知識技術がありますね。』と無条件で認識してもらえます。

 

 

 

養成講座420時間の修了と併せ、
これで日本語教師としては『鬼に金棒』です!

 

 

 

はぁ〜(*´Д`)=3
すなおに、うれしいですね。…努力が報われると。

 

 

 

もちろん、その『努力』は人それぞれなんですが、
試験とは『その人の努力を裏切るもの』だと私は考えてきましたので、
『その努力が裏切られないための対策とマインドを練り続けること』が大切だとわかりました。

 

 

 

この試験、合格者には何故か得点数が知らされません。
…と、いうわけで、自分で勝手に自己採点結果を公表します。

 

 

【日本語教育能力検定試験:自己採点結果】

 

試験T:日本語教育実践の基礎的知識について 71〜75※/100点

 

試験U:音声を媒体とした問題解決能力について 33/40点

 

試験V:熟練した現場対応能力について(20点分の小論文あり)

 

小論文を10/20点とすると、 71〜75※/100点

 

各機関で解答が異なる。

 

 

うん…合計 175〜183/240点(72〜76%)ですね。
マークミスさえなければ、合格は可能だと信じていました。
目標は180点でしたが気持ち200点で挑みましたので、
そのくらいで良いようですね。ハッタリはかますべきです笑(^-^;

 

 

 

さて、本稿はただの『底の浅い自慢話』にならないよう、また、今回合格できた人や残念ながらできなかった人、今後も受験を考えている人たちが自己研鑽の参考になれますよう、『価値のある』内容になるためがんばって書いていこうと思います。

 

 

ぜひ、お付き合い下さい(*^^*)

 

 

@:なぜ日本語教育能力検定試験を受ける必要があるのか。

 

 

何れの試験にも、動機があると思います。
どんな動機でも、その人ががんばるためのモチベーションになりさえすれば良いんじゃないかって思います。
本気で受かるつもりで受けるのであれば。

 

 

私なんて

 

・日本人だけと働くのがイヤ

 

・好きな国に行ける仕事がしたい

 

・自分をバカにしてきた連中を見返してやりたい

 

・ず〜っと、くいっぱぐれない能力がほしい

 

・外国にいる友達に日本語を教えたい

 

本当、バラバラなんですから。
でも受ける以上、こんな考えの人たちはダメです。ほぼ落ちると思います。

 

 

【ダメ受験生】

 

・養成講座で『受けた方が良い』と先生に言われたから

 

・ま、ちょっと記念に受けてみよう。

 

・終わったらテキストは全部売っちゃおう。

 

・受けて終わったら、さっさと旅にでも出るか。

 

・忙しいし、勉強はできるときで良いや。

 

 

なぜ受けるんですか?←いたってシンプル。
受かって努力を証明するためです。
信頼に足る人物として、見てもらうためです。

A:日本語教育能力検定試験を合格するためには?

 

 

 

合格するために大切なのは、毎日必ず何かしら演習に関わること。
絶対ブランクを作っちゃいけないと思います。

 

 

 

なかでも特に、過去問は超・大事です!
実際に今年度の試験を受けていて、いくつか類題を発見しました。出ますよ〜。
誰かが『3年分はやれ』というなら、それを越えて5年分は最低やるべきです。
ちなみに私は、過去7年分を2回解きました。それはもう、泥臭い日々でしたよ(^-^;

 

 

 

そして先述どおり、受ける以上は生半可な気持ちで取り組まないことです。
忙しい?みんな忙しいんです。
私はとある人に『よくそこまで勉強するヒマありますね。』って言われましたけど、そうじゃない。
勉強するヒマがあるんじゃない。作ってるんですよ。努力してな!

 

 

 

だから徹底してください。
週末の飲み会も断る。土日に仕事で駆り出されても無視。
友達が誘ってくれなくなった⇒それがどうした?
独りでの勉強がムリ⇒寂しいだけならやめちまえ!

 

 

 

私が見てきた限り、試験に弱い人たちって、孤独に弱い人たちです。
『忙しい』を連発するわりにはナァナァで他人と群れたがるみたいです。
足を引っ張り合っていることに、気づいてない!

 

 

合格するために。
嫌われる勇気を持ってください。孤独を愛してください。

B:日本語教育能力検定試験に合格したら。

 

 

ハイ。
合格者ホカホカの立場で書きますが、合格したら、すぐに行動してください。
何でも良いです。ボランティアでも就活でも。
もちろん日本語教育に関わることです。

 

 

 

人なんて、試験が終わればカンタンにチャラくなりますよ。
だから堰切ったみたいに天真爛漫に旅をしたがる人…自制してください。

 

 

 

…私?合否わかる前から、動いてます。再来月は東京です。
いよいよ海外で活躍するための下準備です( *´艸`)

 

 

 

合格したら。
迷わず動く。知識・技術・能力を信じて。
だって、努力を認められたんですから。

C:日本語教育能力検定試験が不合格だったら。

 

 

前もって、上からの物言いになってしまうことをお詫び申し上げます。
偉そうで、スミマセン…『試験に残念ながら合格できなかったら。』

 

 

 

受からなかった理由を考えて、次は受かるための『覚悟』を決めてください。
そして、受かるまでがんばってください。一度は手を付けたんだから。

 

 

 

『もう一度この試験の勉強するなんて、イヤだ!』
…もしかしたら、私も不合格だったらこんな気持ちになっていたかも。
(それがイヤだからがんばれたとも思いますが。)

 

 

 

ただ、『不合格』だとしても自分を恥じないでください。
試験では揺るぎなく、自分の答えを選んだハズですからそれを誇りに思いましょう。

 

 

 

思うに、この試験の勉強を真剣にしている人って合否は問わず絶対に知識・技術が身に付いていると思うんです。
そういう意味で『くいっぱぐれない能力』は、持っていると思います。不合格だろうが全然恥じゃない。誇るべき。

 

 

 

不合格だったら。不合格でも。
負けない恥じない諦めない。…そう、『やめない』

D:日本語教育能力検定試験を今後受けようとしているなら。

 

『一発で(または今度こそ)合格してやる』と決起し、
周りの人たちにも公言してください。実際私はそうしました。
(先述どおり、不合格だとしても恥じること無いです。)

 

 

 

そして、始めるなら、『今この瞬間から』勉強を始めてください。
必ずやっておくべき教材は下に紹介します。

 

【日本語教育能力検定試験 合格するための本】(3周はしましょう)

 

 

【日本語教育能力検定試験 過去問】(最低5年分)

 

 

 

できれば、試験Uの音声聴解分野を本番1年以上前から勉強して下さい。
苦手な人は本当に苦手みたいなので…。
そして、来年度は試験内容が変わることも想定して、
最新の教材に手をつけておくことをお勧めします。

 

 

今後受けようかな、また挑戦しようかな…。
では『今この瞬間から』勉強を始めてください。
余裕ぶっこいてる時間はありません!

E:この試験に心を寄せる人たちは、誠実・利他的・スゴイ

 

他記事にも書きましたが、この試験、合格率20%台なんですよ。

 

【引用:日本国際教育支援協会

 

 

狭き門をくぐり抜けるために、相応の努力が要りました。
特に要領の悪い私は1年以上じっくり時間をかけてきました。

 

 

 

ただね…余談ですがやっぱりいるんですよ。SNSとか見てると。
『本番3ヶ月前の短期集中で受かりましたー!』とか、書きこんでいるお方が…。
『んなわきゃないでしょ』っていつも心の中でツッコんでます。

 

 

 

時間をかけて泥臭くがんばった努力が報われなきゃ、嬉しくも何ともないです。
そもそもやたら余裕ぶっこいてる人が私、大キライなんで。
訊いてもないのに『短時間で合格できたぁ』なんて聞かされた日にゃムカつきません?
大人気なかろうが、要領の悪い私はそう考えちゃうんですよねぇ。

 

 

 

話は戻りますが、この試験の価値は非常に高いです。非常に(2回目)!

 

 

 

時事に目を向ける限り、在留外国人は今後の日本を支える最重要人材です。
いや、『人材』とかいってる時点で『上から目線』ですね(ごめんなさい)。

 

 

なので、今後外国人の方たちに日本語を教える場合は、『教えてやる』じゃなくて、
『教えさせていただいている』というスタンスじゃないとダメですね、きっと。

 

 

 

自分を持ち上げるわけじゃないですけど、この『日本語教育能力検定試験』を勉強をしている人たちは、
ず〜っと先のことを考えています。私はそう思います。だから非常に(3回目)価値があります。

 

 

 

誠実・利他的・スゴイ
だから合否問わず、自分を誇るべき。私はそう考えてます。

さいごに:日本人だからって、何なん?

 

近年、やたら『日本人がイヤがる仕事』とかいう表現がテレビを通じて伝播してますが、
『日本人だからって何なん?』…って思います。そんなの日本人に限らず、どの国の人たちだって、
自分がイヤだって思う仕事があって、それでもがんばっているんです。

 

 

 

日本人っていつからそんなに傲慢になったんだろう…。
正直自分のアイデンティティに揺れています。

 

 

 

私は日本人。日本人なんです。
でも、根拠なき『傲慢さ』にかまけるわけにはいきません。

 

 

 

いつまで『上から目線』なんだ日本人!いいかげんにしろ!
日本語教師がそう思われちゃ、おしまいですよね。ヤバいですよね。本当、喫緊…。

 

 

 

試験受かりましたが、何だかやっぱり、油断なりません。
とりあえず『努力が報われた・認められた』ことは素直に喜ぼうかな。わーい!

 

 

 

途中から堅めで眠たい内容になってしまいましたね(^-^;

 

 

 

では、最後まで読み進めて下さった皆さま。
ありがとうございました。
来年も良いお年をお迎えください☆

 

 

 

 

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