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待てない人の心理

 

現代は『待てない』社会と言われています。

 

 

それもそのはずですね。
どこにいても捕まる携帯電話やクリックひとつで友達になってしまうSNS…。

 

 

色々なことが便利になったものですが、
一方で不自由を産んだことも間違いないでしょう。

 

 

この記事は、そんな『待てない』社会漬けにされた人たちの心理状態のお話です。


待てない人の行動

 

出張時の商談先、彼・彼女、友人との旅行…。
誰でも一緒に歩いていて道に迷う経験があるかと思います。

 

 

道に迷えば、何かと不安になるものですが、
そのときの行動でその人がわかる瞬間でもあります。

 

 

道に迷えば不安になって、情報を入手しようと考えます。
地図を出す・人にたずねる。
私はこれが普通だと思っていました。

 

 

待てない人の行動はというと…
ただひたすらに、歩く。

 

 

まるで見えない糸に操られているかのように、
ズンズンとひたすらに前を向いて進み続けるのです。

 

 

私は出張先で一緒にいた上司がそう行動したのを見たとき、
思いっきり引いたことを覚えています。

ただひたすらに歩く。その心理と理由。

 

ただひたすらに歩く。
道すらわかっていないのに、なぜ?
『一度立ち止まって考えよう』と、思いつかないのでしょうか?
あの人たちは、必要のない無駄な苦労や行動をしたいのでしょうか…?

 

 

ただひたすらに、歩く。この行動の意味は何でしょう?
昔勤めていた会社の上司と出張に出かけた時、
おかげで余計道に迷って無駄な苦労をしたことを覚えています。

 

 

道に迷ってひたすら歩みを止めなかった上司。
『歩みを止めるな!』こう言えば何となくカッコ良く聞こえるものですが、

 

 

必要のない苦労に向かうくらいなら、
当然立ち止まって正しい道を探す方が合理的というものです。

 

 

それができない人たちの心理です。
『止まれない。』その理由は…

 

 

『止まることが恐ろしい』
だからなのだと私は考えました。

負の遺産。『止まることが恐ろしい。』

 

立ち止まることが、おそろしい。

だから、ひたすら進む。

 

 

 

これが現代人に根付いた負の遺産だと考え、
私は恐ろしく感じました。

 

 

『遠回りが一流への一番の近道。』

これは10年以上前、メジャーリーガーのイチロー選手が、
日本ロック界のスーパースター・矢沢永吉さんと対談した時に口にした言葉です。

 

 

一流の人間たちがこう口にしているにも関わらず、
一会社の管理職員が、道をたずねる程度のシチュエーションで、
立ち止まることすらできないのです。

 

 

 

おそろしくなりました。

 

 

 

本能的に、

 

『止まってはいけない』

 

『歩き続けなければならない』

 

『走り続けなければならない』

 

 

こんな気持ちが脳内麻薬となって働きかけ、
ストレスを抱えていることにも気付かず、
こわれた機械のように働き続けるのです。

 

 

立ち止まる勇気

 

 

少しでも共感してくださる方は、
どうか一度、立ち止まる必要性にも目を向けて欲しいです。

 

 

 

 

 

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