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洗脳テレビに求める答えなどは無い。

 

The answer is not in the TV.
(テレビに答えなどは存在していない。)

 

 

大好きなロックバンドが手掛ける楽曲のタイトル名を借りましたが、
これはまさに正論です。

 

 

テレビに洗脳されていては、
行動どころか自分の意志すら揺らいでしまうのです。


テレビは観ない。

 

前職の同僚は、私の隣の部屋に住んでいました。
『テレビは観ない。』そう言うのです。
初めに聞いたときは正直驚きましたが、
しばらくして『この人は、賢いな。』そう思いました。

 

 

テレビが必要無いのではなく、
『物事の本質はテレビだけでは明らかにならない。』
このことを本能で解っているのだなと。

 

 

私は部屋に音楽か何か音が流れていないと寂しくなるので、
入寮した初日からテレビは持っていたのですが、
確かにテレビは、どうしても生活に必要ではなくなりました。
それはパソコンとインターネットを使っていれば、
なお納得できますね。

 

 

『テレビは、観ない。』
こう言えれば何となくカッコ良いですね(*^-^*)

 

 

では、物事の本質を映さないテレビとは、
一体どのような存在なのでしょうか?

テレビは、諸刃の剣。

 

ドラゴンクエストというゲームをしたことはありますか?
『諸刃(もろは)の剣』という武器があります。

 

 

諸刃の剣は、攻撃力が高いぶん、
より多くの敵を倒すことができますが、
あまりにも強力過ぎるゆえに、自分にもダメージが被る武器です。

 

 

ポケモンで言えば、『はかいこうせん』でしょうか。
攻撃力が高すぎるぶん、次のターンは動けなくなります。

 

 

…と、子供話に逸れましたが、
要するにテレビとは、多くの人へ情報を開示し影響が強いぶん、
受け手の解釈次第では良い結果も、悪い結果も生んでしまう。
そんな『諸刃の剣』なんですね。

人生の師にもなり得るし、洗脳悪魔にもなり得ます。

 

 

よくある話だと、
『今朝の星占い』でしょうか。
『今日の運勢、1位は○○座のあなたで〜す!』

 

 

ここまで盛り上げておいて、
朝の通勤時にもし犬のフンでも踏んでしまえば、
テレビ側はどう責任を取るのでしょうか?

 

 

それこそ、『ウンがついてましたね〜!』でしょうか?
上手くありませんよね(# -_-)


昔はよかった。

 

さて、テレビにも『昔はよかった。』
そんな時代がありました。

 

 

某お笑い芸人さんのDVDなどを観れば、
確かにそれもうなずけます。
『こんなコントはもう、今のテレビではできないよなぁ。』
そう思いながら観ることはしょっちゅうです。

 

 

今は何でも情報交換がカンタンにできる時代になってしまったので、
少しでも視聴者の意に添わない不適切な内容であれば、規制。
『子供の教育に悪い。』『何となくムカつく。』
そんな意見までもが、ネットを通じカンタンに製作者側に届きます。

 

 

昔は電話一本苦情が視聴者からあれど、
『そうですか、じゃあ観なくて良いですよ。』
そんな意見を製作者側は言えていたかもしれませんが、
苦情の質も悪く数も増えていては、仕事にならないんですね。
クレーム者側もどこか、世直し気分です。

 

 

だから、クサいものには全て、規制、規制。
テレビが面白くないと思われる人なら、
共感していただけるかもしれません。

 

 

製作者側が視聴者のご機嫌うかがいをしているのですから、
そんなテレビが面白いはずがありません。

考え方次第では、面白い。

 

テレビは洗脳になり得る。

 

そして、面白くなくなっている。

 

 

そんなネガティブなことを書きましたが、
考え方次第ではいくらでも面白くなります。
ただしそれは、
テレビに洗脳されるという意味ではありません。

 

 

例えば、
あるお笑いコンビの漫才が、完全にスベって面白くない。
そんな番組を観ている時です。

 

 

思慮が浅い人は、平気でこんな言葉を使います。
『サムい。』・『面白くない。』心無いですよね。
こんな言葉を使える人に限って、
『じゃあ、どうすれば面白くなっていたのか?』
こういう質問が来ると、何も答えることができないはずです。

 

 

つまり面白くないものでも、
『じゃあ、どうすれば面白くなっていたのか?』
視聴者側が感性を働かせて、考えることが面白いのです。

 

 

この理屈だと、カンタンに
『サムい。』『面白くない。』そう言える人たちが、
いかに思考を巡らせていないかが解りますね。


何だかんだで、テレビは必要です。

 

私は特撮が大好きで、
今でもウルトラマンやゴジラを愛しています。
ウルトラマンはテレビに現れてから50年以上が経ちましたが、
今も大人から子供まで多くの人に愛されていますね。

 

 

根本から子供たちの愛するものが、変わらないからだと思います。

 

 

怪獣に町の人たちが困っている時に現れて、
怪獣をやっつけては、さっそうと飛び去って行く。
強くてカッコ良いウルトラマン。
僕もあんなふうになりたいな!

 

 

誰でも幼いときはこう思ったはずです。

 

 

『何を愛して、逆に何を愛せないのか。』
人がこのことを知るきっかけとして、
何だかんだでテレビは必要だと思います。

 

 

『洗脳されないように、悪影響が無いように…。』
そんな心配をするのは、観る物事に思考を巡らせない人の杞憂です。

 

 

たまたま目にしたものが

残酷なものでも

 

エッチなものでも

 

気持ち悪いものでも。

 

そこに自分の意志がしっかりあれば、
洗脳なんてされないはずです。

 

 

逆に洗脳されてしまうのであれば、
それはテレビがもたらした不自由とも言えるでしょうが、
洗脳された本人に責任があるのです。

 

 

洗脳テレビには、求める答えなどはありません。
そして自由である以上、
カンタンに観たものに惑わされたり、洗脳されてはいけません。
自由を愛している人なら、自分の意志を持ちましょう。
そうすると、答えを自分の中から得ることができるかもしれません。

 

 

 

追記

 

 

 

昔好きで観ていたテレビドラマが、DVD化されません。
やはり世の中は、
『物として残すには不適切と判断される作品』も、
存在しているのが現実の様です。

 

 

それでも私はその作品を今でも愛していますし、
物事の本質をとらえた傑作だと今でも言えます。

 

 

そのドラマで主演となった俳優も、
今思えばその作品に本性が表れていたのではないかと
考えてしまうほど、鬼気迫る演技でした。

 

 

このように、
いかに『不適切』というレッテルを貼られていても、
今でも私のような物好きが、その作品を愛しているのです。

 

 

結局『みんなが面白いと言うから、この作品は傑作だ。』
これがテレビで流れていれば、それが答えではないんですね。

 

 

みんなが面白いと言う=正義
これが洗脳ですね。

 

 

テレビは、洗脳が目的ではありません。
ましてや、答えの提示でもありません。

 

 

自分の意志を呼び覚ます、考えさせる『きっかけ』なのです。

 

 

 

 

 

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