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2020年9月1日

 

 

2020年9月1日

 

 

そういえば、昨年はベトナムでの新生活に精一杯でしたので、
今日という日について記し残すことができていませんでした。

 

 

 

今後も日にちと都合さえ合えば、
こうやって記事にしていこうと思います。

 

 

 

さて、本日は9月1日です。
過去に私はこの日のことを憂いたり、
悼んだりしながら記事にしてきました。

 

 

 

今も「今日」という日について想うところは、
基本的には変わらないと思います。

 

 

 

一昨日の晩に「8月31日の夜に」という番組を観ました。
もう観始めて、4年目になるものです。

 

 

 

依然として
「また学校が始まる」と多くの若者が認識している今日に、
悲しいことが起きてしまう事態は少なくないようです。

 

今年の夏は誰しもが経験したことのない夏になりました。
ある高齢者の方は「戦時中よりも不自由かもしれない」
そう苦言を呈したほどの大事件が、現在進行中です。

 

 

 

ですが、
皮肉にもその大事件に感謝する若者もいたそうです。

 

 

 

理由はカンタン、
「学校に行かなくて良いから。」
「あいつらに会わなくてすむから。」

 

 

 

切実ですよね。胸が痛い。

 

 

 

番組中に、天井だけを映した映像に、
ひとりの少女が悲痛に訴える印象的なシーンがありました。
一部引用させていただきます。

 

 

 

 

おそらくこの少女は、
SNSの罵詈雑言（ばりぞうごん）に混乱しながらも、
そのやめられないSNSで培った語彙力もあったのでしょう。
上記した言葉の節々から、色んなことが推し量れます。

 

 

 

今の若者の「苦しみ」「痛み」は、
オッサン・オバサンの我々には想像できない域に
手が届いるのだと、心から恐ろしくなります。

 

また、「無関心」の問題も深まっているようです。

 

 

 

同番組に寄せられた体験談のなかには、
「クラスが合わなくていつも独りで昼食食べてる。」
そう勇気をもって他人に相談したところ、

 

 

 

「寂しすぎワロタww」という嘲笑のみが、
フィードバックとして返ってきたそうです。

 

 

 

何だかこの「無関心」については、
私も心当たりがいくつもあるので、これは若者に限らず
大人だって感じている問題ではないでしょうか。

 

 

 

「独りでいる」と訴えたその子に
「寂しすぎワロタww」と消えない文字を送り返した相手は、
もう友だちとは言えないと思います。悲しいことですが…。

 

 

 

もはや今の世の中では、
学生時分ですら「本当の友だち」を見つけることが、
難しくなっているのかもしれませんね。

 

近年見られる他人への「無関心」について。
「かまってちゃん」の裏返しではないでしょうか。

 

 

 

結局「お前に興味ない」なんて本心でそう思うなら、
わざわざ「お前に興味ない」なんて発信しません。

 

 

 

いじめっ子について。
いじめている相手を「理屈抜き」でオモチャにしてるなら、
言葉すら使えないそいつは、完全に思考停止しています。

 

 

 

私たちはオモチャじゃなくて人間なので、
当然いじめっ子に仕返しすることもできますし、
ウザかったらそいつがいる環境から逃げ出したって良い。

 

 

 

何度も何度も何度も私は訴えるつもりですが、
もうこの世の中で「がんばれ」とかは古いのです。
「がんばる」と言っていいのは、当事者本人だけ。

 

 

 

そして、
がんばるのをやめるときは逃げるが価値
「逃げろ〜！」って言ってあげて欲しいです。

 

 

 

それだけで、いくつもの命が救われるかと、
私はひっそり祈りながら、今日を過ごしています。

 

 

 

ゆるぎなく、明日が来ます。
それが「死にたい」理由の一つだとしても。

 

 

 

明日が来るのは「生きたい」理由の一つでもあります。

 

 

 

価値を選んでください。
あなただけの価値を。

 

 

 

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