9月1日は18歳以下の子供さんたちの自殺が一番多い。
今日は8月31日です。
世間では夏休みが終わるのは少し早くなった(25日らしい)そうですが、
まだ31日までがお休みの学校や地域は、たくさんあるようです。
ついこのあいだNHKで観ていた『いじめをノックアウト』には、
こんなことが冒頭でうたわれていました。
あなたは知っていますか?
9月1日は18歳以下の子供の自殺がもっとも多いことを。
正直知らなかったにしても、すごくピンとくる事実だと思いました。
でも、同時にその事実は、
9月1日は子供さんたちが『死にたい…。』と思う日なんかじゃなくて、
9月1日は子供さんたちが『生きたい!』と思う日なんだと、
私なりに勝手に解釈しました。
気持ちが解るなんて言えばウソっぽいかもしれませんが、
ネガティブに『何かをしたくない…。』と思う気持ちが、
自分が本来持っていたやる気や意欲を殺ぐ経験は、
私自身、何度も何度も経験してきたことです。
逃げ場がない気持ちなんですよね。
だってその想いは、自分の脳に住みついた悪魔なんですから。
だから、9月1日に若い命が多く消えるという事実を知って、
何も発信しないということはできませんでした。
…私の話を少し。
私の少年期、
仲が良かった友達のほとんどが校区分けで別の中学校へ行きました。
だから通った中学校ではなかなか馴染むことができなかったのです。
(極端に人見知りな性格も、悪い意味で手伝いました。)
小1時代の親友がいたことが、唯一の救いでした。
そのお陰か、中学で不登校になることはありませんでした。
高校に進むと、今度は周りと趣味や話が合わなくなり、
2年生の秋ごろからは、休み時間は独り雑誌を読んで過ごしていました。
高校で不登校にならなかったのは、
『学費を支払ってくれている親に迷惑をかけたくない。』からです。
この時期に私は『いじめ』を受けたことがあるのかと考えれば、
別にそこまでの話ではなかったのでしょうし、考え方によれば、
『いじめ』と認識できる周りからの行為はあったと思います。
それでも意地で学校に通うことができたのは、
『さっさとこんな環境抜け出して、自由な場所に行ってやる。』
そんな気持ちで耐え忍んだからだったと自分では思います。
中学・高校生のころなんて、みんな能天気ですから、
『今が一生続く。』ような気持ちで生きているんですよね。
特にいじめっ子なんて見栄とプライドしかないから、
誰かを傷つけたり乱暴な言葉を使うことで、自分を癒しています。
『今が一生続く。』と思い込んでいるから、
目の前の人間関係や自分の見栄しか見えていないわけです。
ですがここにヒント、ありますよね。
番組内でお笑い芸人のちゅうえいさんはこう言いました。
『いじめられている状況は、一生続かないからね!』
未来のことを真剣に考えていれば、
今置かれている最悪の環境にどう向き合うべきか。
いじめられっ子は感性が高く賢い人が多いと私は思っていますので、
『未来を真剣に考え、今とどう向き合うべきか。』
これを賢く考えて、行動することができると思っています。
だから多くの人は勘違いしているようですが、
実は最悪の環境なら『逃げ』ることは全然アリです。
逃げるが勝ちで、逃げるが価値です。
運悪く今身を置いた状況。
・鬱陶しいいじめっ子が、毎日絡んでくる。
・理解のない大人たちしかいない。
・やりたいことがあるのに、ここでは叶わない。
・適当な理由で、何故か自分ばかりが損・苦労している。
善悪の区別と理解が不十分な子供さんたち。
確実に『被害者』になってしまったのなら、
『何でもアリ』は許されるべきだと思っています。
・鬱陶しいいじめっ子ならぶん殴る(ただし1発だけ)。
・理解のない大人なら、もう頼らない。
・やりたいことのために、ここから逃げる。
・自分が受けた損・苦労をそのまんま押し付けてやる。
早い話がもう、自分を遮るものはすべて、
さっさと見切って次の行動につなげるんです。
学校に通っていなければ、落ちこぼれか落伍者です。
ただし、そう思い込んでいるのは学校に通っただけの連中だけ。
私の経験則では『留学・海外勤務経験がある。』と言うだけで、
『え〜!すごいね〜!』と勝手に下手に出る社会人は山ほどいます。
だから、『能力』を自分で身に付けるんです。
そのためには『今いる環境に媚びる』理由なんて全然ない。
さっさと見切る。踏み台にする。
コレですね。
今は自分の人生を親や学校、会社に決められる時代じゃありません。
親はムリにしても、学校も会社も、自分が『選んでやる』んです。
だから、8月31日の翌日。
『今日、学校(会社)に行きたくないな…。』
そう思うなら、自分の『価値』を選んでください。
自分の価値とは、何なのか。
・意地でも通い続ける?
・いじめっ子に抵抗する?
・大人たちを説得する?
・学校すら見切っちゃう(もう通わない)?
子供さんたちにだって、人生そのものは問うています。
『生きるという自分自身の価値』です。
9月1日。
子供さんたちにとって、価値を再認識できる日でありますように。
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