自分は自由で、本当に良かったなと思います。
日本にはいろんな『妖怪』がいるそうです。
中には正常な人にとりついて、
どこかでおかしくさせる妖怪がいるそうです。
『妖怪:いそがし』熊本県八代市の、松井文庫が所蔵する『百鬼夜行絵巻』
に描かれている。Wikipedia
他人に依存したり不自由に妥協する人に
とりつく妖怪なのかな、と私は思いました。
とりつかれやすい人@:『仕事が荒くなる人』
とある散髪屋の店員が、
連休の忙しい日に出勤しています。
お店はワンカット1400円。とても安いですね。
シャンプー付きで、望めば顔剃りもつけてくれます。
不景気な世の中、お客さんが節約のため
たくさん来店します。
世間は連休。
しかし休日とは逆行して仕事をしなければいけない。
これがサービス業の宿命です。
どこも人手不足なのか、
後ろのソファーで待つお客さんも増えてきて、
店員さんも全員が忙しなく動き回ってます。
一人のある店員が、
お客さんをシャンプー台に案内します。
頭皮をマッサージするその店員の手つきは、
とても荒く、お客さんの目に何度も泡が入ります。
その後、その男から衝撃のひとことや、ふたこと。
↓↓↓
『ハイ、お顔は自分で拭いてくださいね〜』
『タオルはそこの箱に捨てといてください。』
Σ(・□・;)
まさに妖怪いそがしの、いたずらでした。
実はこの話、私の過去の実体験です。
とりつかれやすい人A:『他人がどうでも良い人』
職場の同僚へ、
出張先の資料を送り届ける若者がいます。
その日は休日。
しかし資料を受取ってもらわなければ、
出張者も明日から困ります。
貴重な休日ではありましたが、
時間と計画は待つことを許しません。
出張者に連絡し、
約束の時間に資料を届けに行くことにしました。
ここで、
その若者が出張者へ驚きの二言、三言。
『スミマセン、今日は間に合いませんので、明日の朝9時半に行きます。』
『おはようございます。9時半だったんですが、10時半になります。』
『度々すみません、11時に○○まで取りに来てもらっても良いですか?』
ΣΣ(・□・;)
これもまた、妖怪いそがしのいたずらですね。
ここまで言ってることが右往左往するのであれば、
逆に言いわけの一つや二つを、聞いてみたいものですが、
約束の場所では何事も無かったよという顔で、
特に何か言うわけでもなく、資料を渡すだけでハイ、オシマイ。
さすがサラリーマンというべきか、
自分の都合が悪くなることは、ちゃんとフタをします。
それとも、人の貴重な時間など、どうでも良い?
そもそも、他人に興味がない?
これまた、私の実体験でした。
海外出張前日の、できごとです。
とりつかれやすい人B:『他人に依存するしか、生き方を知らない人』
バタバタと忙しなくしている人には、
いくつかパターンがあります。
・楽をできる仕組みを自分で作れていない。
・とにかく忙しそうにしている、自分が好き。
・忙しくしていないと、周りはどう見ているのか不安。 等。
『誰もあなたを、待っていないよ。』
『誰かがあなたを待っているとしたら、
慌てずに済む自己管理をしなさい。』
私があたふたとしている人を見て思うことでした。
自意識過剰(じいしきかじょう)な人は、
いつだって他人に依存して安心したいので、
気になる人の目だけを、気にしています。
そして、どうでも良いと思っている他人との約束は、
平気で2度、3度やぶることができるのです。
他人に依存していれば、
返事や指示を待つことになるので、
自分の足で動いたり、考えたりすることができません。
妖怪いそがしは、そのスキをついてくるのです。
おそるべし妖怪。
『百鬼夜行絵巻』で紹介される、
妖怪いそがし。
『かなりの人数の日本人が、この妖怪にとりつかれている。』
このように紹介されています。
それは他人に依存したり、
不自由に妥協している人がたくさんいて、
妖怪いそがしは、そのスキをつきやすいからです。
もちろん、
サラリーマンとして仕事をバリバリしながらも、
自由を感じている人はいるかもしれません。
そんな人には妖怪いそがしはとりつかないと思います。
…が、
自由を感じることのできるサラリーマンは、かなり稀だと思います。
おそるべし、妖怪いそがし…。
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