即日退社命令を下すブラック人事
(前回)理不尽な会社のパワーゲーム
体調を崩して欠勤したその日。
フィリピンにいる彼女に、電話でこう言われました。
『体を壊してまで働く意味ってあるの?』
『そんな働き方で幸せになれるの?』
大切な人と、自由に 笑顔で 幸せに生きる。
この信念のもと、この時ついに退職を決意しました。
翌週。
病院で念のため診断書を発行してもらい、
会社の上長に手渡しました。
(3000円で手に入る診断書。診察結果は『抑うつ』)
案の定、受け取られることはありませんでした。
これも一番最初にいた職場と同じです。
続けて退職願。
人事部長に上長がかけあってくれている間、
退職日までのことを考えていました。
『引継と雇用保険の手続きもろもろ…。ながい1か月になるだろう。』
そんな気持ちでげんなりしていると、人事部長が、私に衝撃のひとこと。
…???
時間が止まった一瞬でした。
退職者の話って、『フツウに考えれば』引き止めから入り、
改善含め色々な話を経てから、ようやく退職願⇒引継ぎ⇒退職なんですよ。
…『今日限り』って…。
子供のケンカの次元です。間違いありません。
ブラック企業のブラック人事です。
その日を境に心に決めたことです。
『たった一度の人生、これ以上ムダな時間は決して過ごさない。
奴隷やアリのように、甘いミツをエサに食いすがるくらいなら、
自分の資産をもって自由に生きていける能力を身に付けておく。』
結局、ここまでジタバタとやってきましたが、
どうやら脱サラしてしまうことが、自由への第1歩だったようです。
会社という不自由な環境にいたからこそ、
自分ではなく他人にどこか依存して生きていたのです。
それに初めて気付けました。
全て自己責任です。
そして、不自由に苦しまない人生を送るためには、
他人に依存せず自分でお金を稼ぎ続ける、自分を救い続ける能力が必要でした。
今後も私はこの能力をもって、
好きなだけ大切な人と、自由に 笑顔で 幸せに 人生をすごしていくつもりです。
あとがき
ここまで私の『恥ずかしい話』にお付き合い下さり、本当に有難うございました。
大切な人と、自由に 笑顔で 幸せに生きる。
とてもシンプルなことですが、これが私にとって唯一の真実です。
『猛毒』と称してここまで私のしょっぱい経験談を語りましたが、
これらの経験がなければ今の自由と幸せはないので、
憎く感じつつも感謝したりと、少し複雑な気持ちです。
『人生を大逆転!』などといういかにも情報弱者を手玉にとる
ビジネス文句はすでに古いですが、未だ使う人もいるようです。
もちろん、ここまでお付き合い下さったあなたはそんな人ではないと思いますが、
私もふくめ誰しもが『良い人生を歩みたい』と考えるはずです。
だからこそ、『人生を大逆転!』という言葉には心躍らされるのですね。
大切な人と、自由に 笑顔で 幸せに生きる方法はまちがいなく存在します。
やる以上は『好きな時間に・好きな場所で・好きな人と一緒に』
しょっぱい過去までもが、貴重な財産になる方法でやりましょう。
※猛毒注意
⇒パンドラの箱
-万国共通。痛みと過去-
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