理不尽な会社のパワーゲーム
(前回)自分を人として扱わない上司
帰国しました。
あわせて帰国直前に世話役日本人から言われた一言が、頭をよぎります。
『日本に帰っても、君には厳しい環境しか待っていないよ?』
国内では初めての転職活動。
1か月目。
ひたすら遊んでいました。
ライブ、旅行、昼寝、ポケモン…。
2か月目。
履歴書を書き始めました。
3か月目。
1社目で採用が決まりました。転職活動、終了。
私自身が、
どんな環境でも箸か棒に引っ掛かる能力が大切である。
このことを常に胸に行動していたことが、
結果になっただけだと思っています。
この姿勢が、早期の転職を実現したカギだったと思います。
やはり、スピードと効率を重視する社会では、
どんな環境でも箸か棒に引っ掛かる能力を持っていれば、
おそれるものは何もないと自分を信じるきっかけになりました。
ところで、この時点ではまだこう考えていました。
『結局生きている以上、人間関係は避けられない。』
『本当に自分が貢献できる会社で、やっていくしかない。』
『まだ人間関係に賭けてみたい。あきらめたくない。』
もう根本から、甘かった思います。
まだ思考がズレていた時期です。
『きっといつか、自分にふさわしい環境と人間関係が手に入る。』
そんな保証はどこにも無かったのに。どこかで信じていたんですね(^-^;
そんな気持ちで転職入社した、新しい会社。
自分は海外事業部に呼び寄せられました。
再び渡航。
ところがフタを空ければ、
ろくに海外展開に視野が定まっていない状況。海外オフィス内は、
プリンターなし
WiFiなし
固定電話なし
代理店スタッフとのコミュニケーションなし
…1か月が経過し、帰国。
国内オフィスにて、自分の机には固定電話も業務PCもなし。
となりに目をやれば、新卒社員には業務資材全てそろっています。
転職者は即戦力採用が目的のはずですが、
どうやらその考えが通用しない会社もあるようです。
とどめは、パワー(権力)ゲーム。
経営者の親族は、
約束の時間を3回破る男です。
17時半までに行く。
↓
明日9時に行く。
↓
10時半まで待て。
↓
やっぱり11時にお前が来い。
転職したての私はトラブルをきらい黙ってましたが、
再び会社や人間関係に絶望していきました。
国内外をあちこち動き回され、
くだらない特権階級にもやる気が失せました。
また同じコトの繰返しです。
ある日の朝、頭痛と吐き気で欠勤しました。
『あれ…こういう環境って、何って言うんだっけ?』
その時、ようやく気付けました。
ブラック企業です。
情けないを通り越して、生き方そのものを否定された気分でした。
即日退社命令を下すブラック人事へつづく
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