『会社がなくなる』なんて本気で信じているんですか?
『変革リーダーは、会社にはいない。』
…という説が、ある経営コンサルタントによって
著書に残されています。これは目からウロコでした。
たしかに激変期の世の中なら、組織に従順なだけの人間は
変革を起こすことができないので納得のいく理屈です。
私はお偉い経営コンサルタントとお友達でもありませんし、
鬱陶しいしがらみを望みませんので、これからもできるだけ自分で
どんな環境にいても自由に動ける能力を持っておこうと考えています。
ヒマな時間を使って、日本以外のこともアレコレ調べますし、
将来は音楽が流れていても踊りもしない日本に居るよりは、
ちがう国で陽気に暮らしてそのまま土に還ろうかなんて思っていました。
『愛国心がないのか』と攻められたら否定できませんし、
『いや、愛国心があるからこそ、海外にこだわるんだよ!』
そう声を大にして叫びたいこともありました。
かなりとんがっていた頃の考えですけどね(^-^;
いきなり脱線しましたけど、つまりは自由に生きたいのです。
誰かに今、『どんな会社が良いのか』なんて聞かれたとしても、
答える気にもなりません。会社という環境に良い思い出が無いので。
そして今『どの会社に入れば良いのか』なんて、
実は名のある経営コンサルタントだって言えないんですよ。
その理由は『会社がなくなるから』だそうです。
たしかに世界のお偉い実業家さんがこんなこと言ってます。
『いつかあなたの仕事は機械が代行するようになる。』
某ビジネス週刊誌とかだと、
『機械に奪われそうな仕事ランキングトップ50』
…なんて特集も組まれて既に世に放たれています。
機械化をこえてAI(人工知能)が人間に代わる日がやってくる…。
これがシンギュラリティ(技術特異)というやつだそうです。
SF映画でいう『ターミネーター』の世界ですね。
…でもちょっと待って下さい、それって本当なんですか?
『疑いましょうよ。っていうかよく考えましょうよ。』
…というご意見をAIに詳しいはずの研究員、
ピーター・ノーヴィグ氏(Google研究本部長)は述べています。
実は私も、このノーヴィグ氏の意見には賛成派です。
結局人の手が必要じゃないか。
『いつかあなたの仕事は機械が代行するようになる。』
この物言いって、人間の存在価値自体を冒涜していますよ。
たしかに機械化が発展してオートメーション(自動化)が
すすんでいる製造業はたくさんあるようです。
私は実際に製造管理者として発展途上国に勤めていましたが、
そこですらオートメーションに余念がない状況でした。
それでもたしかに一つ言えるのは、
『生身の人間の仕事と考えがなければ、機械すら作り出せない。』
こういうことなんですよね。
『いつかあなたの仕事は機械が代行するようになる。』
これはそのまま、
『いつかあなたが作った機械があなたの仕事を代行するようになる。』
さらに、
『でもこの機械が壊れたときに直すのはあなた自身。』
しかも
『自動修復装置も作りたいのであれば、それはあなたの仕事である。』
つまり
…人の手が必要ってコトじゃないですか。
人の能力は万人大差ない。
私は人の能力って、万人そこまで大差ないと思っているんです。
大差ないというか、皆『標準程度』で、
大差あるのは『向き不向き』なんです。
そして成功した人か、失敗続きでもめげずに頑張る人か、
そのどっちかなんじゃないかって思ってます。
成功したいならいくらでもめげずに努力すれば良いし、
失敗しても悔いがなくなるまでとことんやれば良い。
最後は標準どまり。そして向き不向きを神様が決めている。
このくらいドッシリかまえて行動するのが丁度良いんです。
機械にとり替わりこの価値がなくなる世の中なんて、ありえませんよ。
先述とおり私はノーヴィグ氏の考えを支持して生きていきます。
うっかり情報化社会の進展ばかり支持していると、
いつか大切だった価値観を捨て去り忘れてしまいそうです。
ある日Twitterでこんなつぶやきが小炎上したそうです。
『ママ、今はインターネットがあってべんりだけど、
もし世界からインターネットがなくなると人間はどうなるの?』
『ママが小さい頃の世界はそれが当たり前だったのよ。
それだってみんな楽しくやってたし何とかなったものよ。』
何とも心が痛む内容です(^-^;
技術も情報も有効活用することは良いことですし、
それによって自由を手に入れることができるのは素晴らしいことです。
私もそれを望んでネットビジネスに手を付けましたから(*^-^*)
しかし『本当の自由』とは、それにかまけて365日間数十年、
ドヤ顔で他人に自慢話ばかりを吹っ掛けることではないんですよね。
『本当の自由』を理解している人は、
人格完成にむけて今も『自分にできること』を考え行動しています。
私もその一人でありたいと思っています。
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