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海外就職・現地採用のデメリットについて

 

私はこのブログではオープンマインドでいたいので、
耳心地が悪いことも平気で公開させていただきます。

 

 

海外就職と聞けば『おぉー!海外で働いていたの?スゴイ!』

 

 

そう言ってくださる方が多いのですが、
うっかり海外就職が良いものとされているのも実はまちがいです。
当然、良し悪しがあります。


おさらい:現地採用とは?

 

私はフィリピン留学の延長で、
現地で就職活動をする機会に恵まれました。
面談をした会社は、日系の製造会社です。

 

 

面接官には日本人・フィリピン人両方が関わってきたので、
日本語と英語両方使う必要がありました。

 

 

日本人でありながら、英語を理解できる人間
かつ安い賃金で、現地国民と同様に扱うことができる人材

 

 

それを満たす人材が、現地採用です。
会社によれば現地採用日本人の扱いが上手な会社もあれば、
ものすごく下手な会社もあります。

現地採用は、どのくらい・どういうふうに勤めるべき?

 

では、海外就職に興味のある人は誰でもこう考えます。
『現地採用とは、一体どのくらい勤めれば良いのか?』

 

 

もちろん人の目的意識がちがう以上、
正解などあるはずもありません。
そのまま居座って結婚してしまう人もいます。

 

 

私の経験ではズバリ、
『1−2年で十分。使い捨てられる前に見切れ。』です。
ご参考までに。その理由は後に説明します。

 

 

『海外留学 現地採用』と検索して調べれば、
何を根拠にしているのかこんな意見を目にします。

 

・5年以上はいないと、何のためにいたのか分からない。

 

・数年で帰国するようじゃ、遊んでいたのと同じ。

 

・海外にいた奴らは、帰国しても使いものにならない。

 

これらの意見について真実を述べると、
以下のようになります。

 

・5年以上はいないと、何のためにいたのか分からない。
⇒ 5年以上いないと、何も感じることができないほど鈍感。

 

・数年で帰国するようじゃ、遊んでいたのと同じ。
⇒ 遊ぶのが目的の人なら、観光ビザ(1か月)で帰る。
そして、遊びかどうかは、他人に決められる筋合いはない。

 

・海外にいた奴らは、帰国しても使いものにならない。
⇒ 海外経験者を扱う能力がない。

 

子供のような理屈だと、

・海外経験へのねたみ

 

・英語力を認めたくない

 

…といった、ことも絡んできます。
しょうもない理由ですが、現実には本当にあります。
もっとドロドロした理由も書けますが、この辺にします(^-^;

 

 

では、私の意見。海外現地採用、
『1−2年で十分。使い捨てられる前に見切れ。』
その理由に迫ります。


現地駐在員を、よく観察する。

 

まず私が採用されたあとに一番注意して観察していたのが、
駐在日本人です。

 

 

駐在員とはもともと本社がある日本で採用され、
ある一定期間海外支部に滞在する様指令を受けた、
日本人社員のことです。

 

 

よーく観察すれば、

・まったく英語が話せない人

 

・英語を話す・理解する気がない人

 

・日本人ばかりで群れる人

 

・英語を話せるが、いい加減の人

たくさん解ってきます。

 

 

あくまで悪い例なのでこれが全てとは言いませんが、
上に挙げた例は『注意・警報』が必要な場合です。

 

 

例えば、英語で自分の伝えたいことや聴き取りたいことが、
ある程度わかってくると、現地労働者からこんなことを聞かされます。

 

『何であなたは現地採用なの?』

 

『ほかの日本人の英語よりは、全然マシなのに。』

 

『ほかの日本人』とは他でもない駐在員のことです。
こんなことを聞かされてはやりづらくなりますね。

 

 

じゃあ、留学して英語を勉強してきたのは一体何だったんだ?
そんな気持ちになります。

現地労働者と仲良くなりすぎると、やりづらくなってしまう?

 

現地労働者と深くコミュニケーションをとれた私は、
こんな問題をかかえるようになりました。

 

・肝心な情報が、駐在員から降りてこない。

 

・↑それが会議での発言機会を抑制している。

 

・現地労働者が抱える、駐在員への不満を知ってしまう。

 

どんどん、やりづらくなりました。

 

ある日試採用期間が過ぎたというので、
これまで勤めてきた成果をプレゼンしろと言われました。
試験官は社長。製造リーダー、その他駐在員上長…。
6か月目でしたが、正直『これでダメなら辞めてもいいか』とすら考えていました。

 

 

結果は、採用。
社長には『英語でのプレゼンの方が、良い。』
と言っていただけたほどです。

 

 

フィリピン留学の成果が大きく発揮されたとは言え、
…ものすごくやりづらくなりました。

 

 

ここで誤解無きよう述べておきたいのが、
海外就職を決断した私の『目的』です。

 

 

英語は『自由』を実現するためのツール(道具)であり、
現地採用で会社に骨を埋めたり、
試験で高得点をとって
安い自己満足や転職有利というエサにすがるためではありません。
正直6か月目で、私の目的は終わってしまいました。

 

 

ただ、あまりにも短すぎたので戸惑いもありました。
彼女とも離れたくありませんでした。

 

 

そして、さらに6か月後。

 

『君のやっている仕事は、仕事の合間にやる程度だ。』

 

『こんな調子じゃ、前職での働きぶりも知れている。』

 

『現地スタッフが君を見る目は冷たい。』

 

世話役の駐在員がこう言ったとき、
『ここで、これ以上学ぶものはない』と判断しました。


正解のない、現地採用。

 

さて、『デメリット』と題し、耳心地が悪い内容ばかりを書きました。
メリットもデメリットも無関係に、海外として勤めた経験は、
間違いなくキャリアアップや、広い見識になります。

 

 

現地採用には、正解は無いのです。

 

 

私は人生で『先輩に好かれる』経験が一度もなかったので、
もう少しうまくやるべきだったのかもしれません。

 

 

『人による』
こう片づけてしまえばそれまでですが、
あまりにも薄っぺらで終わりたくないので、
もう少しお付き合い下さい。

 

 

最初に述べたように、
現地採用でもそのまま居座って結婚する人もします。
そして、さらにがんばる人だと正社員採用にレベルアップする人までいます。
それらが、どんないきさつなのかは人のやりかた次第です。

 

・うまく駐在員に気に入ってもらえた。

 

・必死に働いて、仕事で成果を出した。

 

・あまりにも会社の居心地が良かった。

 

そして、その人それぞれで『目的』がハッキリしているのでしょう。

 

 

現地採用には正解がありません。
しかし、自分の中の『正解』をもっている人であれば、
ぜひチャレンジすべきですし、
それが数か月だろうが数十年だろうが、
他人に良し悪しを決められることではないのです。

 

 

揚げ足取りをするのはいつも、
『チャレンジしたことがない人たち』ばかりです。

 

 

 

 

 

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