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『人生一度きり』の罠と希望

 

今週末に広島遠征に行きます。
懲りずに追っかけているライブコンサートが目的です。

 

 

自分でも不思議なくらい懲りずに音楽と
遊んでいる人生も、また愛おしいものです。

 

 

その日の演奏はこの世で一度きり
まさに『人生一度きり』ですね。


前世や来世を考えるのって何で?

 

人は輪廻によって生まれ変わり続けるそうです。
それが本当かどうかはわかりません。
しかし人生に身を置いた以上は歩み続けなければいけません。

 

 

生まれ変わることは、
前の人生をやりなおすためではなく、
新しい人生を始めるためなんですね。

 

 

今の人生で何かとついていないと感じる時は、
『前世でどれだけ悪い事やったんだよ?』
そんな気持ちになりそうですが、
現世が新しい人生を始めることが目的ならば、関係無さそうです。

 

 

たとえば、前世はオリンピック選手だった人が、
来世で生まれ変わったらサラリーマンになっていて、
前の人生を知ったところで金メダルなんかいちいち目指しませんしね(^-^;

 

 

何の根拠も無く、面白半分のネットや本で前世を調べたって、
何の知的生産性もありません。
(私なんて前世がカマキリらしいです。根拠は解りません。)

 

 

それでも前世だ・現世だ・来世だと、
根拠もないのにあれこれ言われることは、
何だか意味はありそうです。


来世を生きている今の私たち。

 

もう少しだけスピリチュアルな話をしますね。

 

 

もしも、前世に果たせなかった夢があったら、
その魂は迷わず成仏できると思いますか?

 

 

たとえば、あるサラリーマン。
その人は実はアニメクリエイターを夢見ていたのですが、
忙しなく会社や女房に振り回されて、諦めてしまいました。

 

 

がんばって定年までサラリーマンをまっとうできたので、
老後の年金もそれなりに入ってきて、保険もかけることができました。
最期は家族に看取られながら静かに生涯を終えました。

 

 

この魂って、一見波風立たず人生を終えたようですが、
結局『一度きりの人生』でやりたいことをできなかったので、
悔いが残るんですよね。成仏できるのかな…?

 

 

仮にその魂が来世をやり直すとしても、
前世の記憶が無くなって、夢を見ていたことなど忘れているのです。

 

 

カマキリだった前世の私が一体何を夢見ていたのか?
どう考えたって知るよしもないのですが(^-^;、

 

 

たしかに言えることは、
もしも自分に前世があったとすれば、
その来世を今自分が生きているということです。

 

 

今、私たちは新しい人生をやり直している立場なのです。
やり直しがきかない人生そのものを。
何だかすごく意味がある気がしてきました…。

みんなちゃんと解ってる。

 

さて、胡散臭げな話ばかりになりました。

 

 

『人生一度きり。』
その言葉の本意や重みは、真剣に自分自身と向き合っている人
ならば、なおさら実感できると思います。

 

 

まだ知性も理性も成熟しきっていなかった私たちが
昔から受けてきた教育は、一体大人になって何のために
なっていくのでしょうか?

 

 

キャッシュフローを伏せられて、『経済感性』を
いつの間にか奪われてしまう。
働くことが目的化し、本来もっと広いはずの人生を自ら狭めてしまう。

 

 

さらに時を経れば、不自由であることも受入れるようになり、
今の若い世代に、自分が若い頃やらされてきた意味があるのか
無いのかわからないような苦労を押し付けている。

 

 

『人生一度きり。』
あるサラリーマンはたまたま波風立たずに、
静かに人生をまっとうすることができたかもしれません。

 

 

それでも、そんな終わり方を求めない人が世の中には
たくさんいるかもしれませんよ。
『そんな犬みたいにみんなの前でいなくなるよりも、
猫のように独りみんなの見ていないところで、人生を終えたいんだ!』
↑↑↑
ちょっとカッコつけすぎ?(^-^;

 

 

それでもみんな心ではちゃんと解っています。
『人生一度きり。』

『人生一度きり。』を使った罠。

 

みんなちゃんと解っている『人生一度きり。』
逆説的にこの心理を巧みに使ってくる人もいます。

 

 

これが『人生一度きり。』の罠です。

 

 

たとえば、大儀も目的もないまま、
ある会社に勤めていたAさんが転職したいと考えています。

 

 

Aさんが、ある日上司に退職を相談しました。
その上司がこう言います。

 

 

『Aさん、君はまだ若い。決断は急がずもう少しがんばってみないか。
返事は急がないからね。人生は一度きり。よく考えてみてくれ。
とりあえず今は、コレ(退職願)は私が預かっておくから。』

 

 

『人生一度きり。』 この言葉がAさんに重くのしかかりました。
『確かに甘かったかもしれない。ちょっと今が苦しいからって、
すぐに投げ出してはだめだ。人生一度きり。けど、先は長いんだ。』>

 

 

結局こう考え直したのち1週間後、退職は諦めました。

 

 

その日の終業時間。
Aさんの上司は無言でAさんの退職願をシュレッダーにかけました。
Aさんには何も告げないまま。

 

 

『計画通り(ニヤリ)』

 

 

って、何だか某マンガのパクリっぽいですが(^-^;、
Aさんの上司からすればこんな気持ちです。

 

 

あとで聞けば『人生一度きり。』
この言葉って、Aさんの上司が部下に退職を告げられたとき、
うまく対応するために使うマニュアルの一部だったそうです。

 

 

どうでしょうか?
この話って、今私が思いついたままを書いただけですが、
『ありえなくもない話』だと思いませんか?

 

 

皮肉にもAさんの上司が言っている『人生一度きり。』は、
罠になり得る一方で一理ある正論なんですよね。
これが一番厄介です。

 

 

一度きりの人生。
Aさんは変わらず、大儀も目的も抱けない職場で、
鎖をもげずに今もダラダラと仕事を続けています。
給与というエサに飼い慣らされて…。

生きている限り、希望を持つことはできる。

 

さっきはちょっと、悪く書きすぎましたね。
たしかに退職を考えている部下に『人生一度きり。』と言う
Aさんの上司の言葉は間違いではありません。

 

 

しかし、言われた部下にとっては、
その言葉がただの『罠』にもなり得るということです。

 

 

もしもそれが、定年を迎える時にはオリンピックのメダルを
目指せなくなってしまった人ならば彼にとっては『罠』でした。

 

 

こんなタラレバを考えたところで、
『すでに遅い』状態である以上生産性のない考えですね。

 

 

私自身、退職という場面を3度経験していますが、
いずれの時の相談相手も対応はバラバラでした。

 

『まぁ慌てるな。とりあえずもうちょっと考えてみろ。』

 

『私が君に厳しいことを言ったのは、君なら改善できると思ったからだ。』

 

『何でだ。やるべき事もせずゴチャゴチャと言うな。』

 

誤解無きよう書きますが、
彼らの言ったことは全部、正論なんですよ。

 

 

ただ、人生って本当に一度きりだから
いちいち数多い正論に付き合うほどヒマじゃないんです。

 

 

理路整然とした話って案外社会では通用しないんですね。
時には不真面目な連中が甘いミツを味わえますし、
一室でゴルフの素振り練習だけしている人が、
それを『ビジネスの寝技』だと考えているんですよ。

 

 

そんな現実でも、変わらない給料で大切な家族や
大切な人、自分自身を守るために必死に踊らされている人たち。
一度きりの人生で、たくさんそんな人がいらっしゃるんです。

 

 

兵隊は、兵隊でしかないのでしょうか?

 

 

今生きている『人生一度きり。』
生きている限りその人生に希望を見出すのは、
他でもない自分の意志と行動です。

 

 

間違っても、
何故か甘いミツを吸えている不真面目な連中や、
『ビジネスの寝技』とやらを成立させている
お偉い様方々のためじゃないんですよ。

 

 

希望はあります。

 

 

真剣に自分自身と向き合い、
意志と行動を起こす気概さえあれば。

 

 

 

追記

 

 

 

『人生一度きり。』
この言葉って先述とおり正論です。

 

 

しかし、使う人次第で、
他人をコントロールしたりできる言葉です。

 

 

私も何度かこの罠に騙されかけたし、
逆に言う事を聞いていれば良かったのかと、
迷った時期がありました。

 

 

何故か他人に正論を諭したがる人っていますよね。
まるで自分が人生の師匠であるかのように。
(ウソやハッタリで自分を大きく見せようとする人たちは特に…。)

 

 

『俺・私に依存しろ!』
…とでも言いたいのかどうか解りませんが、
他人に依存心と不自由を与えたがる人ほどタチが悪い人はいませんよね。

 

 

罠 か 希望 か

 

 

一度きりの人生で本当の自由を実現するには、
何が大切で、どう行動すれば実現できるのか?

 

 

そして実現できれば何に怯えなくて良くなるのか?

 

 

少しでも真剣に考える事ができる人は、
そろそろ自分の心の声に従って良いかも知れません。

 

 

心の声にしたがい行動を起こすには?

 

 

 





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