格差に あ●あ●。
2024年4月11日
世の中には「のっぴきならない」ことがあります。
自分の力だけではコントロールできないことですね。
生い立ち、環境、他人…ネチネチしてますが、
そのうちの「環境」が、今日のテーマです。
偏るな。
現代の日本語教師には多様性が求められています。
だから、女性や高齢者ばっかり…なんてのはダメ。
学習者は、老若男女の日本人教師を相手にするべきだと思います。
そして、教師たちの背景にも、多様性が求められます。
偏った連中ばかりが日本語教師するなってことです。
その「背景」を型どる要因の一つが「環境」です。
「すべてが揃っている」環境というのはありませんが、
その格差はあると思っています。わかりやすいのが都心と地方です。
須らく、都心が優位にあるのは明白な事実です。
仕事、娯楽、物流、人流…
これらにおいて優位なのは都心です。
「ディズニーランド行きたい」の葛藤
私の拠点は、四国・香川県です。
島国のなかにある、さらなる島国です。
都心の人からは「かながわけん?」とか言われます。
完全になめられてますね。でも、仕方がない。
田舎モンの私は、
都会人からはどうも上から目線で接されているなぁと、
独断と偏見でそう思う機会が多いのです。
偶々「上から目線」の連中に、
都会人が多いだけのことかもしれませんが。
★ディズニーランドに行きたい。
須らく金がかかるのが、我々地方の人間です。
ここまで読んでくださっている方に、
もし都心の方々がいらっしゃるのであればすみませんが、
この↑(★)葛藤の重みが解らない人間は都心に多いでしょう。
極端な例を挙げましたが、
こういう心理的ギャップが日本語教育界隈でもあります。
本当はできる、やりたいのに、手が届かない。
本当はできているのに、やっているのに分かってもらえない。
こんなに輝けるのに、陽の目が見られない。
短い日本語教師歴のなかで、こんな学習者もいるのではないかと、
特にこの「オンライン」世界になってしまった昨今、私は感じます。
そして、比較的与えられた環境に居る、
つまり近所のディズニーランドに遊びに行けるような連中に、
陽の目が見られない人間の気持ちはなかなか理解できません。
もちろん「解ろう」としてくれる気概をもった都会人はいます。
ですが、その者たちは本当の意味で心から理解はできません。
都会を捨てる覚悟がない限り。
お互いさま
誤解を解く意味で記しますが、
何も都会人が憎いわけではありません。
都会人は都会人なりに降り注ぐ苦労があるでしょう。
お互いさまなのです。
じゃあ、結局この記事で伝えたかったことって、
ただの田舎モンの嫉妬!?いやいや、それじゃ困ります。
私自身もこれを記しながら締め方に悩んでいるのですが、
伝えたかったことは、「今の環境でベストを尽くそうよ」
…ってコトでしょうか(←「でしょうか」じゃねーよ)。
そしてオマケ程度で良いので、
「同じ人間なんだから、平等にお互いの環境を労おうよ」
…ってコト…かなー。。。(←まだスッキリはできていない)
都心一極じゃなくて日本全国にもっと外国人が集まれば、
世間さまが大好きな「多様性」が、より広がると思います。
何せ、日本語学習者に
「日本で行ってみたい所はどこですか。」
って、聞くたびに、
「東京」「大阪」
…って回答ばっかり耳にしますからね〜。
いい加減飽き飽きしてるんですよ。こっちは。
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