Vol. 29 冬からベトナムに行きます。
2020年10月9日
あれ?似たようなタイトルの記事が過去にもあったような…。
まぁいいや。
さて、本稿はタイトル通りの近況報告です。
懲りずに海外を目指してジタバタした結果、
この度は縁あって再びベトナムへ行くことになりました。
目的?もちろん、仕事ですよ。
(現状では就労目的でしか、渡航できません。)
承認欲求丸出しのウサン臭いビジネスじゃなくて、
政府お墨付きのちゃんとした事業です。
今回はその詳細を公開したかったのですが、
会社さんからは「発信行為を禁ずる」と、
すでに契約段階で釘を刺されちゃいました。
自営サイトとはいえ、その辺の分別は持ち合わせておきたいので、
過去の記事と同様に全貌カミングアウトはなしです。
その代わり、ちょっとだけ自己責任で活動の一部を紹介します。
ちょっとだけ、仕事のことを公開
【事業内容】初級日本語教育研修講師
【選考手段】オンライン面接・オンライン模擬授業
【学習対象者】ベトナム人(詳細は非公開)
【場所】ベトナム(地域は非公開)
【期間】1年間
業界に精通している人からしたら、↑バレバレですかね(^-^;
日本文化を紹介して「客寄せパンダ」のように
どんなことをしてでも「日本のファンを増やす」のが、
前回までの私の使命でしたが、今回は大きく異なります。
「教育」が主たる目的です。
あ!とはいえ、この状況なので対面授業の機会が減るでしょう。
オンラインコンテンツは、今のうちから準備しないとなぁ。
ザックリ言えばこの事業で、学習対象者の日本語能力を、
「仕事で使える」レベルにぶち上げます。(参考)
この教授活動を経験できれば、私にとっても大きな財産になります。
会社さんからいただいたガイダンスによれば、
@ 最初の2ヶ月間…文字とか言葉を書いて聴いて覚える。
A 中盤の4か月間…基本的な日本語をある程度理解させる。
B 終盤の5か月間…日常的な場面で使われる日本語をある程度理解させる。
B の段階途中で学習者は公的な熟達度テストを受け、
「この日本語能力をもって、日本社会に貢献できる!」
…ということを、彼ら・彼女らが証明できればゴールです。
この事業を通じて実践するノウハウやマインドセットが身に付けば、
私の日本語教師としての武器も増えていくってもんです。
がんばりますよー!
さて、一方で学習者のベトナム人は、
母国にいながらも外国語を学ぶのですから、
不自然な環境でもあるわけです。
前回までの私自身の経験をもとにベトナム人らを鑑みれば、
勉学についてはとても神経質なように見受けられます。
ですから、「学習メンター」としても活躍しないといけなくなります。
試験対策とか自律学習の意識付けみたいなものについては、
私も2年前ガッツリやっていましたから、そこのところは得意かも。
日本語を踏み台にしてください。
ところでねぇ‥
正直私は「日本のために○○しろ!」…だなんて、
他国の人たちに思ったことなんか一度も無いんですよ。
だからベトナム人らには、
「人生を楽しくするために、日本語を踏み台にして良いよ。」
って、伝えたいくらいです。同化主義じゃ、だめだめ。
事実こんな発言↓を去年聞いたのですが、
海外にいると日本人は、「日本語さえ教えていればいい。それでWIN-WIN」
…だなんて、上から目線になっちゃうことがあるので、
そんなお馬鹿さんにならないように今回も要注意です。
学習者には「自分らしく」幸せな人生を自由に生きて欲しいです。
それは私自身にも、言い聞かせているようなものですが。
あっという間に3年
さて、いよいよ体系的な日本語教育に関わる機会がやって来ました。
「私の処理能力では2-3年で済むのか分からない」って、
過去の記事では考えていました。3年以上も前のことです。
3年すでに、経っちゃいました。光陰矢の如し!
今となっては懐かしいような、
初心に問いかけて自分を確認し直しているような、
そんな気持ちです。
あの頃の自分が今の自分を見たら、
何て思いますかね、何て言いますかね?
「ちょっと のん気だけど、
そこそこ がんばってるんじゃない笑?」
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