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Vol.42 一人反省会 -日本語教師シーズン2-

 

 

2022年12月6日

 

 

学習者たちの2度目のチャレンジが終わりました。
そう。おとといは、日本語能力試験JLPTの12月受験日でした。

 

 

 

同時に、私たち講師も今シーズンがひと段落しました。
そういうわけで、私にとっては2年目となった今年の、一人反省会です。

2年目は「ダメだこりゃ」

 

ある程度当事者をねぎらう必要はありますが、本件は例外。
今年私が関わった事業リーダーは…何とも超残念。

 

 

 

足がつくことや個人の名誉棄損を避けるため、皆迄は記しません。
ですが、これだけは。そのリーダー、ハッキリ言ってモグリです。
…で、前稿のとおり私はソレに盾突いて大喧嘩しました。
この1年間はソレの処理で、わりと労力を削ったと思っています。

 

 

 

論理が通用しないバカが「先生」を名乗るって、どうなんでしょうか…。
(そのろくでもない詳細は前稿より)

 

 

 

2年目は、
作業 喧嘩 バカ批判 バカ評論 バカ処理 …ダメだこりゃ!

良いコトもありました。

 

先にネガティブなことを記しましたが、もちろん良いコトもありました。

 

 

 

2年目の今年は、オンラインですが初めて担任をしました。
クラス替えで変動はありましたが、主に12-15名ほど管理しました。
さほど大変さは感じず、楽しかったと思います(^^)

 

 

 

結局私は現地へ行くことはなかったのですが、
離れていても学習者たちの優しさや真面目さに支えられました。
去年も同じようなことを振り返りましたが、それは今年も同じでした。

 

 

 

似顔絵を描いてくれたり、誕生日にはお祝いをしてくれたりと、
本当に暖かい雰囲気が醸成されていたと思います。

 

 

 

そして、一番感謝しなければならないのはベトナム人先生です。

 

 

 

本事業はベトナム人‐日本人が講師同士で協力して授業を進めました。
特にほぼペーペーの私は「ベトナム人先生のお陰で飯を食えている。」
そう言っても過言ではない程に、大切な人なのです。

 

 

 

そして、そのベトナム人先生が真摯で勤勉な人で、本当に良かったです。
私は肝心なところは運が良いのだなぁと、つくづく思います。

「加圧」か「非圧」か

 

2年目のテーマとも言えますが、
「教師は学習者にプレッシャーを与えるべきか!?」

 

 

 

「加圧」の反義語は「減圧」でしょうが、
ここでは「与えない」という意味を強調して「非圧」とします。

 

 

 

バカリーダーのくだり、学習者を呼び出して通訳付きで怒鳴ったそうです。
これは須らく「加圧」の一種ですね。
バカに怒鳴られるなんて、屈辱以外の何でしょう?

 

 

 

他人に圧力かけて良いのは、
その当事者が確たる実力や格の違いを持ち合わせていないとダメ。
…でなけりゃ、下向いてベロ出されて悪評が広まるだけです。

 

 

 

かく言う私はどうだったのかと言いますと、
ちょっとだけ圧力かけてました。但し時と場合による。
試験直前2週間なんて、「非圧」一択でした。

 

 

 

そして、幸いにも私は英語とベトナム語が少々できたせいか、
少しお披露目しただけで、ある程度リスペクトを得られたのです。
(たぶんね)

 

 

 

持論ですが、母語しか話せない日本人教師は、
なかなか学習者のリスペクトを得られないと思うのです。
そうではなくとも「この先生は、私たちのことを知ろうとしないんだ」
…そう思われ、ちょっとだけ壁を作られてしまいます。

 

 

 

こちら(教師)側が学習者のことを知ろうとしていれば、
自ずと学習者たちも応えてくれます。圧力は要りません。

揺るがない「価値」

 

このブログで同じような内容を過去にも記したかもしれませんが、
それだけ「学習」や「知性」の根本価値は変わらないのかもしれません。

 

 

 

世の中には試験とか資格、昇給・昇格に向けて、
今この時間も努力を続けている人たちがいます。
そして、その努力が報われる保証は、ありません

 

 

 

私自身や、私が教えてきた学習者たちも例外ではありません。
「がんばった」からといって合格できません。努力は平気で裏切ります。
だからこそ、「学習」と「知性」の本質を知る必要があるのです。

 

 

 

…な〜んて、大仰なことを言いましたが、要は当事者次第。
心に保険を掛けるわけではないのですが、自分を守るだけです。

 

 

 

だから、目先の成功‐失敗だけで一喜一憂したらダメ。
「どーせダメだ」ってあきらめて、勉強をやめて忘れる。
これが一番やっちゃダメで、バカへの第一歩です。

 

 

 

合否は大切ですが、それよりも大切なことは、
しつこく‐ネチネチ‐あきらめず 続けることです。
そして、勉強したことは使って失われたりしません。
「お金」との決定的な違いは、間違いなくそこです。

 

 

 

↑のことは本試験前に学習者たちには伝えたつもりなのですが、
ちゃんと伝わったかなぁ。ま 一先ず皆さん、お疲れさまでした。
私は早速、落語でも観に行ってきます。

 

 

 

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