Vol.5 日本語教育実習!
地球規模での『自由』を実現する第一歩として、
ヒューマンアカデミーで日本語教育養成講座を受講しています。
やはり当然のことながら、『教育実習』が待ち受けていますので、
この記事はその話について、ちょっと触れておこうと思います。
『教育実習』というだけで、こんなに気持ちがザワついている、
新鮮な今だからこそ、書ける内容になるでしょう(^-^;
教育実習
『教育実習』といえば、皆さん何となくわかっていただけるかもしれませんが、
ザックリ言うと『先生の卵が、実際の教育現場に立って実践経験を積む。』
そんな期間のことをいいます。
…が!
相手の先生が教育実習中なんて生徒がわかりでもすれば、針の筵(むしろ)。
相手が小〜中学生のような子供さんたちは、残酷ですからね。
私は中学時代に教育実習に来た先生が、逆に生徒からいじめられて泣く姿を
何度か目にしたことがありますし、『中学生の先生には絶対なるまい。』
そう誓ったくらいでした。
まぁ…子供さんたちには労いなんてないのは当然ですし、
それどころか、やってることの善悪区別が未熟なので。
仕方ないといえば仕方ないのですが。
だから、もし先生になって教えるとすれば
『自発的に学ぼうとしている人だけに対してのみ。』
学校という狭い世界しか知らない子供に教えるのは、正直イヤだ!
自分から行動する責任力ある『成人』の方が、やりやすいのです。
(その分求められる指導力や知識はレベルが高くなりますが。)
日本語学習者たちはどんな人?
さて、肝心の『学習者』さんたちですが、
この度私が指導することになったのは5名。
国籍は以下のとおり。
ベトナム国籍:2名
中国国籍:2名
日本×フィリピンハーフ:1名
いずれも20前後の年齢で、基本的な日本語はバッチリ解るのだとか。
ちなみに、日本語能力試験(JLPT:Japanese Language Proficiency Test)が
認定しているレベルではN3の留学生さんです。
【補足:JLPT認定のN3 〜N5まで】
(本当はN1,2もある。)
N3:日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる。
・日常的な話題についての具体的な文章を読んで理解できる。
・新聞の見出しで概要を、難易度の高い文章は言いかえ表現があれば要旨を理解できる。
・自然に近いスピードの日本語会話を聞いて、内容と人物の関係性をほぼ理解できる。
N4:基本的な日本語をほぼ理解できる。
・基本語彙や漢字を使った日常生活の話題を、読んで理解できる。
・ややゆっくり話される日常会話であれば、内容はほぼ理解できる。
N5:基本的な日本語をある程度理解できる。
・基本的なひらがな・カタカナ・漢字の定型的語句や文を読んで理解できる。
・身の周りで良く出会う場面の会話がゆっくり、短く話される場合、必要な情報は聴き取れる。
↑↑↑
ここまで書いても、何も知らない人たちからすれば
『何が具体的で、何が基本的なのか定義がわからん。』
そんなところかもしれませんが、詳細は割愛させていただきます。
(…っていうか詳細に書くとキリがなく、めんどくさいだけ。)
上記のN3〜N5日本語学習者をはじめて『初級』と言います。
だいたいその語彙数が2400語程度で、最低限生きていくには、
『あともうちょい(500前後)語彙力増やして。』というレベルです。
まぁ、レベルはどうあれ気になるのはやはり生徒さんの『性格』!
こちらも『先生』という立場を利用してパワハラなんてしませんけど、
生徒さんによれば見る目がとっても厳しい国もあります。
ヒューマンアカデミーの講師さんたち曰く、
東南アジア系の生徒さん
→ 答えは先生が持っていると考え、受け身が主。
欧米・欧州系の生徒さん
→ 先生の言う事だけを鵜呑みにせず、答えに納得しない場合もある。
ここまで学ぶ姿勢にちがいがあるのだとか。
確かにお笑い芸人・厚切りジェイソンさんが、
お得意の漢字ネタを披露する時もWhyWhyうるさいのって、
そういう学ぶ姿勢が根源になっているのかもしれません。
『そういうもん。』
…として、済ませない、逃がさないんですね。
というわけで、今回の教育実習のモデル・スチューデントは、
すべて東南アジア系のみなさま。(国籍は先述のとおり。)
ここでスベッたり凹んでいたりしたら、
欧米・欧州系の生徒さんにはレクチャーできませんね(^-^;
(東南アジア系の生徒さんが易しいと、下に見ているのではありません!)
とにかく練習。
時間一杯測って、2回練習したところ、
時間は40分ピッタリ。それでもテンポ悪いし修正箇所が多い…・。
う〜ん、間に合うのか…。
とにかく準備!
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