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Vol.3 外国ルーツの子供たちを見て。

『日本人も他人ごとじゃない。』

 

 

 

ずいぶん前に録画していたNHKの番組をゆっくり観ることができました。(詳細

 

 

 

 

内容は『外国ルーツの子供たちの将来』
日本には外国ルーツの子供さんたちがいます。

 

 

彼・彼女らは一体何なのかと言いますと、

 

@:両親のうちどちらかが外国籍の人

 

A:両親とも外国籍の人

 

…というご家庭のもと生まれ育った子供たちのことです。

 

 

そのルーツはご家族でさまざまなのかなと感じます。

 

 

その子供さんたちも日本で暮らすうえで悩みは尽きないようで、
特に学校などでなじめないといったことが最重要課題のようです。

 

 

子供さんたちの悩みとは、例えばこのようなものです。

 

 

日本人の子供たちは何を流行りにして楽しんでいるのか?

 

輪を作っているグループの話題に入っていけない。

 

友達どころか家族の間でも言葉の壁ができてしまう。

 

外国籍の親がいるだけで、『〇〇語話せるんでしょ?』と決めつけられる。

 

日本に長く居すぎてルーツの母国語を最近忘れかけている。

 

日本の文化や気遣い、マナーになかなか順応できない。

 

日本語がとにかく難しい。

 

 

子供さんが将来を不安になることはカンタンに想像できます。

 

 

でも、逆に考えてみれば日本人も他人ごとではないんですよね。

 

 

今この時間にも、海外で今いる環境になじめない日本人の子供さんが、
私たちが日本でのんびりと考えている間にたくさんいらっしゃるんです。

 

 

一昔前まではきっと、考えられませんでした。

 

 

私は一度シンガポールに滞在していたことがあります。
あの国はわりかし多国籍で、色んな人種が集まるところなので、
街中で日本人のご家族を何度かお見受けした記憶があります。

 

 

やっぱり親子同士でいれば安心するのか、
お互いがルーツである日本語を話しています。

 

 

これはまだ、マシなパターン。

 

 

しかし子供さんが幼いうちから海外に移ってしまった家庭には、
先述どおり母国語を忘れてしまう事態が起こってしまうのです。

 

 

現地の小中学校のお友達はみんな、日本語でなく英語を話しますからね。

 

 

家族の間に壁もできてしまって、当然ですよね。

 

 

ですので、つくづく『これからの時代はバイリンガル※なのだなぁ』と、
ネット社会、世界収縮社会に感嘆してしまうものです。
(※二言語を自由に使いこなすこと、人。)

 

 

日本語教育だけが正義でもないし、
英会話教育だけでも日本人にとっては事足りません。

 

 

二つできれば、理想ですよね(*^-^*)

 

 

最近の子供さんたちが小学校のうちから英語を始めているのも、
少しずつそれが実行され始めたのかな、と勝手に思います。
(相変わらず日本語で英語を教えているようなら、無意味ですが。)

 

 

NHKの番組でNPO法人の偉いおじさんがこう言いました。

 

 

『子供さんには生活のリズムがある。』

 

『なじめないストレスを解放する環境を大人が整えなければいけない。』

 

 

今は家庭と学校の間だけではなく、学校も地域と連携する時代のようです。

 

 

 

教育や保育のシステムも変わってきているので、
人だけがいつまで経っても変わらない、というのはありえませんね。

 

 

…そういうわけで、日本語ばかりで働いたり生きていく、
そういう人生が無難とは言い切れないわけです。

 

 

語学を学ぶのが苦手なコもいるので無理強いはできませんがね。

 

 

少なくとも、違う国のコと『一緒にうまくやりたいですよ。』
…という気持ちだけは持っておくだけでも全然違うと思います。

 

 

同じ地球人ですから(*^-^*)

 

 

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