マジメな人ほど、実は不(ふ)マジメになりやすい?
人間はバランスをとりたがる生き物です。
昔おとなしくてマジメだった子が今では、派手に。
やんちゃで乱暴だった子が今ではマジメなサラリーマンに。
どこでもよく聞く話ですね。
こういうシンデレラストーリーに私たちはうっかり感動しがちですが、
これは人が無意識に心のバランスを保っているだけなのです。
マジメな人が、バランスをとる方法
マジメな人が、心のバランスをとる方法は2つあります。
@:不(ふ)マジメな性格になるか
A:否(ひ)マジメな性格になるか
『ん?何がちがうんだ?』そう思われた方もいらっしゃるでしょうから、
ご説明します。
マジメな人は心休まる日もどこかで気を遣います。
・自分が休んでいる間、職場は大丈夫か。
・出かけても家のことに支障は無いか。
・今この人に、この言葉を言っても傷付かないか。
もはや、心休まる日とは言えませんね。
しかし心には、がんばる限界があるので、
どこかで糸がプツっと切れる瞬間がやってきます。
それが、@:不(ふ)マジメに変わる瞬間です。
そして逆に、全てを忘れて遊ぶことが上手な人は、
マジメであることを「拒否(きょひ)」します。
これがA:否(ひ)マジメです。
ですが、なかなか全てを忘れて遊べる人はマジメな人には少ないため、
結局最後は@:不(ふ)マジメな性格になりやすいのです。
不マジメが、悪いわけではありません。
先述のとおり『昔やんちゃな人が今はマジメなサラリーマン』は、
特に感動するような物話でもありません。
そして、不マジメもやりつくせばアッサリと改善される程度のものです。
何度も書きますが、人はバランスをとる生き物だからです。
そして、マジメと不マジメは表裏一体(ひょうりいったい)です。
お互いに真逆なものは切り離せないものです。
つまり、マジメな人は不マジメになりやすく、
不マジメな人もあっさりマジメな性格に落ち着く。
そういうことです。
今、マジメな人はこうやって苦しんでいるかもしれません。
・気疲れしてしまう。
・明日や今後のことが気になって眠れない。
…が、無理やり治せる性格でないことは、
長所も短所も「くそマジメ」な私は嫌というほど解ります。
そういう時は受け入れてやりつくせば良いのです。
そして、心が疲れたら周りの迷惑だろうが気に止めず、
進んで、堂々と不(ふ)マジメになってください。
心配しなくても理解者たちは受け入れてくれます。
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