会社にずっといるだけでは、何も成長できない。
会社にずっといるだけ。
『終身雇用』という言葉に安定を感じることができていたのは、
ほんの昔前のことです。
海外就職という若干アブノーマルな経験をしてきた私は、
生まれ育った日本という国の良い点・悪い点を多少以上理解したつもりです。
自分の人生の80%ちかくは、何とまあ疑わなかったことだろうと、
怖くなったこともあります。
そして『若い頃の苦労は買ってでもしろ。』という意味不明な精神論は、
ずいぶん早い段階で私の頭の中から消え失せたと思っています。
『意味のない苦労』なら、それこそタダの浪費です。
日本の社会だけに溶け込むことに心身を捧げ、
ひたすら人生の大半をその時間に費やして、
最後は『俺・私、がんばったよな!』…で迎える老後。
そんな老後。
ひょっとしたら、私たちの世代ではそんな老後すらないかもしれません。
削られながら毎月支払ってきた大金も、お国の都合で『無かったこと』に。
根拠もないし未来を見たわけでもありませんけど、
私にはそんな危機感が常にあります。
だから一度脱サラして、ネットビジネスを起業しました。
社長になってみることにしました。
申し訳程度の肩書、『社長』。
処理速度の遅い自分なりに、色んな本を読んだり、
色んなオイシイ話や闇の部分を知りました。
そうすると、最後には『一生食っていける能力』が欲しくなっていました。
そしてその『一生食っていける能力』は、
会社にずっといるだけでは必ず身に付かないことも確信しました。
だから、(ヤバくないか?)…。そんな危機感。
KY、アダルトチルドレン、中2病、マジメ系クズ…。
次々生まれてはカンタンに使われる強い言葉たち。
個人の自由なんて許されるどころか、
弱者は搾取のターゲットなのだという、とても強いメッセージ。
日本だけの問題じゃないかもしれませんね。
30代の私から感じて、今に至るまでの半生前。
ちょうど高校受験を控えた中学生あたりでしょうかね。
その頃の自分は当然今よりも若く、
『その瞬間がいつまでも続く』なんて考え、
自分は幸せな人生を当然おくるものなのだと考えていました。
おバカ丸出しですよ(^-^;
15歳
その頃私は、洋楽やアメリカンスポーツにハマり出しました。
地元がド田舎なせいか、それとも自分の表現力が足りなかったせいか、
学校に行っても周りと話が合わず『アレっ?』となり始めたのは、
そんなにあとのことではありませんでした。
気付けば休み時間は自分の机でひとり雑誌を読むばかり…。
到底幸せとは言えない過去です。
(何かがおかしい…。)
学校の教室という小さな世界で、そんな疑問が沸き始めました。
そんな疑問から自分を解放してくれたのは、
やっぱり洋楽と、録画したアメリカンスポーツのビデオたち。
何度も何度もくり返し観ちゃう、聴いちゃう。
今では気付けますけど、つまりは必死に抵抗していたのですよ。
するとまた一つ気付けたことが。
『一生どこでも食っていける能力』があるハズだ!
それは学校の机上で学ぶお行儀の良い『学問』だけじゃないんだと。
管理教育で育った学問の軍人たちを、
今度は会社という歯車にガッチリはめる。
搾取の罠ってコレなんだと。
大げさに表現しましたけど、
これが学校の教室という極めて小さな世界で学んだことです。
親に高いお金を払ってもらってまで通う学び舎。
フタを開けてみれば、どこにも自由なんてない。
…
何か…ごめんなさい。
そんな申し訳ない気持ちになりました。
今、ネット上で『社畜』だ何だと叩かれている人たちへ。
今、会社に勤める人生に疑問をもつ人たちへ。
今、社会に順応できず、全てを放棄している人たちへ。
今、お金で全てが解決できてしまった人たちへ。
今、罪悪感のもと自分を戒めている人たちへ。
今、罪悪感と一体化してしまいそうな人たちへ。
たった一つだけ。
能力を身に付けて下さい。何でも良いから。
お金を稼ぐ方法、幸せに生きる方法…全てはそれにつながります。
そして、間違っても誰かを欺いたりしないこと。
自分の保身ばかりのために、ピーチクパーチク口だけ巧くならないこと。
『できること』を追及しましょう。
『できないこと』ばかり説明して保身に走る情けない大人は、たくさんいます。
それが人の親になってしまう時代なのだから、末恐ろしいものです。
だから、能力。
そのうちお金を稼ぐ方法と幸せに生きる方法は、
『自分で選んでやる』というくらいの圧倒的余裕ができます。
人は変われる。絶対に。
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