『30過ぎたら…』に、いい加減聞き飽きた人は読んで下さい。
30過ぎたら最低係長・30過ぎたら結婚・30過ぎたらゴルフ…。
『30過ぎたら…。』
誰から聞かされたのか、
そんな入れ知恵ごっこを同じように真似ては繰り返す人たちや、
依存心が強い不自由な人たち…
根拠のない『適齢期』とやらの話です。
人間が進歩していない。
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全てが日々進化している世の中で、
人の考え方だけは鈍足です。全て遅い。
何にも人の考えが進歩していない。ナンセンスです。
『30過ぎたら…』は依存心者の大好きな枕詞(まくらことば)ですが、
どういう計算方法で『30過ぎたら…』なのか?
一人ひとりに尋ね回りたいものです。
それとも真剣に人生に向き合うことを避ける言いわけでしょうか?
『30過ぎれば、現状維持につとめろ。』
そう洗脳されているようにしか思えません。
28にもなって、OJTができていない。
フィリピン在職時の世話役に、
こんな言葉をいただいたことがあります。
28にもなって、OJTができていない。
OJT(On The Job Training)とは、
職場実務において、
上司部下間で円滑に行われる従業員教育
…だそうです。うっかり聞いていればカッコの良さそうな言葉ですね。
要するに『教育』でしょ?(そう言えば良いだけなのになぜわざわざ横文字にする?)
指導もままならない、
なんちゃって英語の彼にそんな意識があったのは謎ですが、
おそらく過去に言われた言葉を、そのまま真似ただけでしょう。
今でこそOJTとやらの意味を調べたりもしますが、
当初はそんな気にもならないほど、
中身の伴わない説教にはうんざりしていました。
28が適齢期とでも言いたいかのような彼の物言いですが、
1%も私の心には響かない説教タイムだったことだけは覚えています。
『30過ぎたら…』を発言する以上は、責任を示せ。
何かと若い私たちに説教したがる人はいます。
何もかも知っているかのように、
上から物を言うわりに行動で示すこともありません。
その証拠に、『28にもなってOJTができていない』
それを発言した以上はアクションが示されるはずですが、
『考えろ考えろ』と言わんばかりに再び放置プレイの始まりです。何がしたいのか?
彼はヒマだったのでしょうか?
少し話が逸れましたが、
『30過ぎたら…』をその人が大好きな説教にのせる以上、
責任あるアクションを示せということです。
『30』と具体的な数字を言葉にする以上、
納得のいく事実・背景開示をしろと、私は考えます。
きっと説教した本人は『30』という数字に思い入れがあるからこそ、
言いたがるのでしょうが、何となく言っただけならサル真似でしょう。
『28にもなってOJTができていない』の彼も、同じく。
それとも、28にもなった私がOJTとやらを実践できないのは、
世話役である自分の責任だとでも、言いわけしたかったのか?
いずれにせよ、
ペラッペラの会話に付き合うのはただ苦痛で時間の浪費です。
『30にもなって…』は、もっと始末が悪い。
『30過ぎたら…』よりも始末の悪い言葉が、
『30にもなって…』です。
言った本人は、
さぞかし栄えある30歳を生きていたのでしょうか。
30で億万長者になった著名人なら世の中にいくらでもいますが、
その後、50台で破産して果ては命までおとす現実があるのを、
『30にもなって…』と発言する人は考えたことがあるのでしょうか?
結局誰が言い出した言葉なのか?
それともヒマな人たちが憶測でそろばんをはじいて計算したのか?
生い立ちなど、ハッキリ言ってどうでも良いですが、
『30過ぎたら…』・『30にもなって…』の洗脳パワーが強すぎるぶん、
もう聞き飽きてうんざりしています。
もう一度書きますが本当にナンセンスです。
そして、これらは行動力を失いかねない言葉なので、
これからは『30から!』そう言える世の中になるよう願ってやみません。
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