労災申請をシカトされる。
こりから痛みへ。肩が上がらなくなって翌日。
近所の診療内科でさっそく診察して貰いました。
診察結果:
『過度の物理負荷と過労ストレスが原因』
労働共済を申請するために、診断書を発行してもらいました。
2000円前後だったでしょうか。
身体を休めること1週間。
その間は改めて人生について考え直していたと思います。
自分の若さや体格を利用されるうえ、
先輩たちのご機嫌伺いが果たして自分の使命なのだろうか?
ずっと『イエス』と言って耐え忍んできたけど、
そろそろ『ノー』と言うべき時期が来たのではないか?
あの先輩たちが社会を退いたあとも、
私の給与から税として充てられてしまう。
朝6時に眠い目をこすり、
毎日毎日重たいものを身体がこわれるまで運ばされる。
兵隊どころか、奴隷のような日々…。
その傍らで、お日様西西の老人たちが、
平日の昼間から鬼ごろしを好きなだけ飲んでは
顔を真っ赤に染め、手を叩きゲラゲラ笑っている。
だんだん自分が情けなくなってきました。
私の未来は、この人たちの手の中にあるのだろうか…?
力技でも良い。行動を起こすしかない。
『私の未来は、この人たちの手の中にあるのではない!』
同時にこの人たちについて行ってしまっては、
この先の若者にも、今の自分と同じ想いをさせてしまう…。
休養期間1週間が過ぎました。
その日の朝、いつもどおり上司にあいさつしました。
無視されました。
(同じ空気すら吸いたくない・許せない…)そんな気持ちをこらえ、
病院からもらった診断書をその上司に手渡しました。
目も合わせず彼から返ってきた言葉は、
『要らん。』
この人が社会から姿を消す時、
その後のくらしを支えるお金を与えなければいけないのか?
はたしてこの人は、その時にも自分を人として
扱ってくれるのだろうか?
数々の疑問。そして自問自答。
『…ひょっとして自分は実は、社会不適合者なのだろうか…?』
物事の判断基準が狂い、
何が正解で不正解なのか解らなくなりました。
とにかくこの環境を強制的に変えるしかない。
望まない未来を、身体が朽ちて信念を捻じ曲げられてまで
待っていることこそが危険なのだ。
行動することだけが、自分に残りました。
自分を人として扱わない上司へつづく
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