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難しくしか言えない人って孤立するかもしれません…。

 

難しいことを難しいまま言うやつ。あれ、馬鹿だよね。

 

最近読んだ本の冒頭に記されていた、芸人タモリさんの名言です。

 

 

これは逆に、いかに世の中が『わかりやすさを求めているか』
ということでもあります。


あることないことを、ベラベラと。

 

ウソやハッタリで自分を大きく見せたい人は、
世の中にはたくさんいます。
その人たちの使う言葉はえてして暴力的か強いものです。

 

 

そして聞いてもいないこと・あることないことを
ベラベラと喋り続けるのも特徴の一つです。
世の中は『言ったもん勝ち』な部分があるので、
それでやってこれたのでしょう。

 

 

最後の特徴としては、
『難しい言葉をそのまんま覚えて、
カンタンな言葉に言い換えることをしない。』です。
難しい言葉さえ知っているフリをすれば、
それらしい空気が作れるのですね。

 

 

OJTという言葉を上司から偉そうに聞かされた過去が
私にはありますが、心中で彼にツッコミ一言。

 

 

『や 日本人同士なんだから、教育って言えば良いじゃん。』

 

 

ちなみにOJTとはOn the Job Trainingのことです。
あの時、『OJTって何の略ですか?』
そう聞けばあの上司は即答できていたのかどうか…?
今となればどうでも良いのですが、そんなことも考えます。

 

 

さて、黙りっぱなしでは確かに問題ですが、
よく知りもしない言葉をベラベラと口にするのも、
大問題ですね。

 

 

これも色んな環境の覇権・権力争いで使われている
テクニックのようです。
直ぐに見破ることができる人からすれば、
ただただ浅はかですね。


難しい言葉を使い、煙に巻く。

 

諸国の大統領演説で使われる言葉はとてもシンプルです。
正直中学生でも理解できるのではないかと思えます。

 

 

それは大衆の心をガッチリつかむために必要なテクニックだからです。

 

 

ところが私たちが日々ニュースや新聞で目にする言葉って、
何かと訓読みの言葉が多く、大衆の理解を避けているように
思いませんか?たとえば…

 

『え〜、この度第〇回、予算案決議会に…。』

 

『少子高齢化による税収危機の…。』

 

『今後とも、規制緩和におけるより屈強な連携を…。』

 

これって、私たちの理解したい気持ちを、
煙に巻いていると思いませんか?

 

 

そんなに難しい言葉ではなかったのかもしれませんが、
少なくとも、私には具体的な言葉を敢えて使わず、
その場しのぎの『らしい』言葉を使っているようにしか、
感じることができないのです。

 

 

肝心なことは、敢えて隠す。
そのためには難しい言葉を使い、その場をしのぐ。

 

 

大衆の理解は、やがてネットを通じて『集合知』になります。
そのネットから得ることのできる情報の方がよっぽど解りやすく、
私の様な者でもカンタンに意見を返せる表現へと変換されています。

 

 

ありがたい時代ですね。(*^-^*)

よっぽどの寂しがり屋か見栄っぱり。

 

人の輪に入っていくことが苦手な人は必ずいると思います。
それは少年期に周りとなかなか趣味が合わなかった私は、
よく理解しているつもりです。

 

 

それでも輪に入る方法を間違ってしまうと、余計孤立してしまうのがオチです。

 

 

特に先述した
『ウソやハッタリで自分を大きく見せようとする人』には、
この傾向が起こりがちです。

 

 

可愛く言えば
『よっぽどの寂しがり屋か見栄っぱり』なんですね。

 

 

聞いてもいないのに、ベラベラと
あることないことを話しては、
難しい言葉ばかりを難しいまま話してしまう。

 

 

記事の冒頭どおり、
タモリさんのおっしゃる通りかもしれません。

 

 

人の輪に入っていくためには、
自分の意志をカンタンな言葉で、
相手にも理解しやすいように話す。
実はこれって、言えば簡単ですが案外難しいんですね。

 

 

一見賢そうに見える人って、実は寂しがり屋で見栄っ張りです。
そして自己表現が未熟なので、
せっかく知っている難しい知識を周りに教えても
なかなか理解してもらえず、結果孤立しがちになります。

組織のリーダーになる人には『わかりやすさ』が求められる。

 

在職中、
『この人がリーダーで、良かったな。』
そう思えた人たちには、共通する部分があります。

 

 

それは、『わかりやすさ』です。
それは国内外問わず、同じでした。

 

 

リーダーシップがあって、みんなをまとめることが
うまかった上司は、海外勤務時代に私の隣に座っていた
現地フィリピン人です。

 

 

彼は私に気をつかい日本語で話してくれたり、
時にはすごく解りやすい簡単な言葉(英語)を
並べてコミュニケーションを取ってくれました。

 

 

逆に全然ダメだったのは、
こちら側の言い分に平気で『わかりづらい』と言えたり、
もっと酷くなると無視をしたりする人です。

 

 

ちなみに、『わかりづらい』と言える人を追及するほど、
『何がわからないのか』を説明できない人がいます。
それってつまり、『理解に努めていない』ことですね。
(水かけ論(屁理屈合戦)のようですが(^-^;)

 

 

『わかりづらい』と言われる分には改善が可能ですが、
こちらから言えば『理解に努めていますか?』という
ことでもあります。

 

 

プライベートでも組織でも、
人と関わる以上は『わかりやすさ』が大切で、
それこそがコミュニケーションなんですね。


『わかりづらさ』を売りにする人

 

世間は広く、色んな人がいます。
『わかりやすさ』に魅力を感じることができずに、
謎めいたものに興味を抱くこと人もいます。

 

 

矛盾するようですが、
『わかりづらさ』に惹かれてしまう人も、
ひとつの魅力やキャラになり得るのです。

 

 

『わかりやすさ』が大切と言った手前ですが、
私は『謎』めいたものにも『生き物っぽさ』を
感じることができるので、賛否はあれども
『それもアリ』だと考えます。

 

 

『謎めいたもの』も大切なことは理解できます。
確かに『わかりやすさ』ばかりに固執していては
下手すると思考停止する場合があるからです。

 

 

無難に(墓穴!)まとめると、

 

『わかりやすさ』を追及する思考は持つべき。

 

『わかりやすさ』だけに思考を支配されてはいけない。

 

…と、言うことですね。(無難?(^-^;)

 

 

つまり、わかりづらい謎めいたものを
研究したり、解明することが、
『わかりやすさ』の追求なんですね。

 

 

そう考えると、この行為は
『難しいことをカンタンにする。』
立派な思考だと言えるでしょう。

 

 

 

追記

 

 

 

難しいものごとについて。
それに取り組む人の姿勢について書きました。

 

 

今回このことについて書きました理由は、
『僕・私ってすごいでしょ?』
…な人について、自分でももう一度よく考えて
みたかったからです。

 

 

自分にプライドを持つことは大切です。
大言壮語(実力以上にものを言う事。)だって、
イジイジしながら生きていくよりは全然良いと
思っています。

 

それでもやり方を間違い、

 

難しい言葉しか使えなかったり。

 

表現の仕方が下手だったり。

 

何となく上から目線だったり。

 

こういうことが原因で、
せっかくの本当の知識や個性が埋もれてしまうと、
すごくもったいないと思いました。

 

 

『僕・私ってすごいでしょ?』
そういうスタンスの人ってすぐ分かりますし、
私も人間なので何か嬉しいことがあれば、
こういう気持ちになるときはあります。

 

 

それでも、『何かを伝える』以上は、
どんな幼稚な言葉でも、カンタンな表現でも良いから、
相手に不快な想いをさせないようにしたいな。
今この文章を書いていて、そう思ったのです。

 

 

何より孤立するのは、やっぱりイヤですからね(^-^;

 

 

これからもますます自由の身を満喫したいので、
私自身、人にものを伝える時の姿勢を今一度よくふり返り、
もっと良い人間関係を築いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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