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嫌われる勇気がこれから世の中に必要って、どういうこと?

 

世の中は『好き』と『嫌い』で成り立っています。

 

 

極端な話、それはいい大人の社会でも同じコト。
子供たちの間でいじめが無くならないのは、
大人たちすらも『好き』・『嫌い』で人を選ぶからです。

 

 

それは逆に、
世の中が『好き・嫌い』という感情を必要としているということです。


やはり、人がバランスを取ろうとしている。

 

『何となく受け付けない!』
そうやって人を選ぶことには理由があります。

 

 

たとえば、学校にて。
いつも皆の中心にいる人気者の人がいます。
成績も良いし、スポーツ万能の優等生です。
クラスのみんなに好かれていて、順風満帆に見えます。

 

 

一見誰にでも好かれているこの人。
まず『誰にでも好かれる。』この事自体がありえません。
なぜか?

 

 

『誰にでも好かれる人が、何となく受け付けない。』

 

 

つまり、『誰にでも好かれる人を妬む人』が、
世の中には必ず存在しているからです。

 

 

私が学生時代から何かと聞き分けの良い優等生や、
無実の子にプロレス技をかける不良も好きじゃなかったのは、
誰よりも『平等』について敏感だったからですね。

 

 

皆に好かれる優等生が、全てを手に入れるなんてありえない。
無実の子を傷つけて、人の優劣が暴力で決まるなんてありえない。

『平等性』が働くからこそ、
『好き』と『嫌い』が存在しているんですね。

 

 

もう一つ。いじめを例に挙げますね。
いじめられる子というのは、諸説ありますが
感性も高く、思慮深いそうです。
この理屈だと、使う言葉も賢く才能も高そうですね。
人を傷つけることを好まないから、おとなしい子が多いと思います。

 

 

逆にいじめっ子たちは
『何となくムカつく。』そんな理由で、
して良いことと悪い事の区別がいつしか失われます。
言葉を使うことを忘れた、思慮浅い人間と考えて良さそうです。
(追及すれば、言い逃れることに関してだけ思慮深くなります。)

 

 

まさに陰と陽。

 

 

いじめを肯定はしませんが、
これは人がバランスを取っている現象だと思います。
考え方ややり方によっては、いじめられっ子がいじめっ子を
カンタンに逆転するテクニックもありますよ。

『嫌い』が必要な理由

 

では冒頭に書いた通り、
世の中が『嫌い』という感情を必要としていることについて、
その一例をお話していきたいと思います。

 

 

幕末期。
長州藩士の高杉晋作は、
倒幕、つまり幕府を倒せという立場で生きてきました。

 

 

300年も続いて平和ボケした幕府は、
身分格差をつけては自分たちばかりが贅沢をして、
多くの民からは『ええ加減にせぇよ。』という反感を買っていたのですね。

 

 

これも立派な『嫌い』の感情だと言えます。

 

 

現に、高杉晋作は士農工商身分を問わず、
志あるものだけを集める『奇兵隊』という集団を設けました。
長州軍数80名が、幕軍数2000名を破る革命も起しました。

 

 

『幕府よ、お前らええ加減にせぇ。』
この『嫌う』感情が多くの民を集め倒幕に決起し、
やがて日本史一の革命、『明治維新』が成されるのです。

 

 

マイノリティ・イノベーションという言葉がありますが、
これは『少数派が立ち上げれば、何か革命が起こる。』
そういう意味の言葉です。

 

 

まさに『嫌われる勇気』とは、
今『革命』を必要としている世の中を表していると思います。


あえて嫌われる道を選ぶ人の心理とは?

 

さて、『嫌い』の必要性はたしかにあるとして、
本気で『嫌われたい』と考える人は、なかなかいませんね。
嫌われてしまうことは、一見孤独に向かうことに思えます。

 

 

それでも、あえてその孤独に身を投じようとする強者が、
実は世の中に存在しているのです。

 

 

アメリカはミズーリ出身のラッパー、エミネムは、
ヒップホップ部門でギネスブックにのる程の売上記録を持っています。
そんな彼が、こんなことを言っています。

 

明日の朝起きれば、(曲が)書けなくなっているかもしれない。

 

そして、生活からネガティブなことが無くなれば、

 

俺の書く詩は全てつまらないものになるだろう。

 

彼が主演している映画『8 mile』では、
当時から治安が問題視されていた地域デトロイトを舞台に、
主人公が母親たちとのトレーラー(田舎町)暮らしをしながら
ラッパーとして成り上がる物語が展開されています。

 

 

因みにこのお話は、エミネム自身のほぼ自伝的映画だそうです。

 

 

少し話が逸れました。
つまり世の中には『嫌う』という感情を利用して
力強く生きている人もいるということですね。

 

 

あまり『嫌い』に身を任せる仕事をしてはいけないと考えますが、
私自身、最初の職場で3年間目的も熱意もなくフラフラと
働いていた時のことを思えば、否定はできません。

 

 

たとえ少数派だとしても、『嫌われる』パワーを有効利用しなければ、
世の中にイノベーション(革命)は起こらないのですね。

 

 

『みんな大好き。』・『みんな仲間だ。』
多数派の意見はどこか根拠がなく、事なかれ主義です。

『本当に』嫌われる人もいる。

 

嫌われる人は、実は孤独ではありません。
嫌われる人を好いてくれる人が、世の中に必ずいるからです。

 

 

『類は友を呼ぶ』ですね(*^-^*)

 

 

それでも『本当に』嫌われてしまう人が、世の中にはいます。
それは誰かが手を差し伸べたにも関わらず、その手を拒む人です。
彼・彼女らは、進んで自分から不幸になっていきます
不幸すらも自分たちの運命だと受入れ、悪趣味を成長させています。

 

 

もちろん私たちは、エスパーではないので、
そんな人たちが本当に望んでいるものなど準備できません。
さらに手を差し伸べたにも関わらず、拒まれているのですから。
これが『本当に』嫌われてしまう人の特徴です。

 

 

『嫌われる勇気がある人』と、
『本当に嫌われてしまう人』は、全く別なんですね。

 

 

それじゃあ『本当に嫌われてしまう人さえも好きになる人』
が、世の中にいるのかと聞かれれば、否定はできません。
何せ、世の中には本当に色んな人がいますから…(^-^;

 

 

『本当に嫌われてしまう人』もいつか、
差し伸べられた手を握る日が来るでしょう。
私はそう信じたいですね。

 

 

 

追記

 

 

 

私は以前、世の中で最も怖い力は無関心だと書きました。

 

 

『好き』・『嫌い』で物事を考えることができるだけ、
ひょっとするとまだ可愛いかもしれません。

 

 

何をしても、何を伝えても、
相手のレスポンス(反応)が一切ない。
何を求めているのか、何をすべきなのかもハッキリしない。
そんな虚無感から自分の存在価値を疑ってしまい、
『すべてどうでも良い』そんな気持ちになるかもしれません。

 

 

事実、私は無関心を貫かれると、
たまらなく不安になるし、相手どころの話ではなく、
自分をまず疑ってしまいます。

 

『あれ?自分がおかしいのかな?』

 

『自分は周りとは違うのかな?』

 

『自分なんていなくても良いのかな?』

 

私は当サイトのトップページに
みんな言葉にできないだけで、『僕・私はここにいるよ!』
そう言いたいのに不自由に苦しんでいる人にこそ、
安心を伝えたいと書きました。その考えはずっと変わりません。

 

 

『嫌われている』とか『勇気がない』とか、
自分で自分を縛り付けることこそが、
『本当の不自由』になりかねません。
それは逃げ場のない『自分』が原因の不自由ですから。

 

 

何だかんだで、その不自由な環境に居心地良さを見出そうとして、
『嫌われないように』生きていると自覚がある人は、
少し客観的に自分を見つめ直してみましょう。
何か問題が見つかるかもしれません。

 

 

その解決法はいくらでも世の中にはありますし、
自分で少し行動するだけで180°価値観や考えを変えることができます。

 

 

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