トップへ戻る

日本人のニートとして一生懸命生きる理由。

 

日本人のニートとして一生懸命生きる理由。

 

世間一般の見てくれはどうやらニート、
ひっそりネットビジネスに生きている西野です。

 

 

日本という場所にかぎった環境では、
私はドロップアウトした社会不適合者のようです。

 

 

さらに今後も、
社会適合者に成長する気が無いろくでなしだと自分では思っています。

 

 

私自身、日本という国を飛び出したり、飛び出した先の国で勤めてみたり、
帰国してから最後は脱サラしたりと、これまでジタバタ動いてきました。

 

 

今だから自覚できます。

 

 

 

私は半端ものなんです。

 

 

 

『人の役に立たなければいけない』といった義務じみた社会や、
できあがったルールと人間関係に媚びなければいけない職場に、
どうやって適合すれば良いのか?いくら考えても分りませんでした。

 

 

とりあえず、孤独でも良いから独りでジックリ考えたかったのです。

できることだけをやろう。

 

こんな半端ものが、

社会貢献なんかできるわけがない。

 

 

 

考えども考えども、ネガティブな思考しか生まれません。

 

 

…社会貢献どころではない、こんなネガティブな気持ちに支配された日々が、
会社に勤めているころからず〜っと、あったのです。

 

 

実はこのネガティブシンキングこそ、一番の敵でした。

 

上司に媚びへつらうために、飲めないお酒をガマンして飲む。

 

波風を起こさないために、失礼な部下にも耐えて気を遣う。

 

世直し気分のクレイジーなお客さんも、神さま扱いしてガマン。

 

残業・休日接待・しがらみ諸々。『ふしぎなアタリマエ』のオンパレード。

 

 

 

『できないこと』だと気付けました。
『できないことをムリヤリやろうとするから、半端なんだ。』

 

 

『できることだけをやろう。』と思いました。
そのために今までジタバタしてきたんです。

 

 

『日本を脱出して海外でハッピーになってやる!』
こう浅はかに考えていたのは3年前のことでした。

 

 

そこそこ英語も話せるようになって、
『これで問題なくどこでも生きていける』という勘違いまでしました。

 

 

ろくでなしがさらにパワーアップして、
ろくでなしの2乗になったようなものですね。

 

 

きっとバチが当たったのでしょう。
最後の職場では即日退社。そのまま無収入。

 

 

…これで0(ゼロ)。全部終わり。

 

 

自分を勇気づけるために必死で自己啓発の本なんか読んでも、
やたら耳心地の良い言葉ばっかりで。何も響いてきません。
その本から自分が求めている言葉なんて見つかりませんでした。

 

 

そもそも自己啓発本なんて、著者が苦悩を乗り越えたうえで
書く余裕があって初めて世に放たれるものなんですよ。
余裕のない人には、不要なものなんです。

 

 

充たされてこそ、人には余裕ができるし、
他人に何かを分け与えることができるんですね。

 

 

『自分にはそれが、できないんだ。』
『これが日本でニートとして生きる苦悩か…。』
そう惨めに感じて、無力感に呆然としたものです。

 

 

それは最後の職場で即日退社を言い渡された翌日のことでした。

人生どうとでもできる?

 

今はようやくあの惨めな日のことを、思い出すことができています。
きっかけは、ネットビジネスをしながらフィリピンに再渡航した時です。

 

 

こんなろくでない私にも、現地フィリピンで大切な友人がいます。
客観的な目をもっと持ちたくて、今まで以上に日本の事を彼らにたずねました。

 

 

彼はニートでした。

 

 

正確に言えば『休職』だったそうなのですが、
その期間が過ぎると職場から『Fire (クビ).』を宣告されるかもしれない。
そんな綱渡りの状況だったと、後で聞かせてくれました。

 

 

 

『ニシノ、俺は今ニートだよ。』

 

 

 

こんな喜々とした表情で『ニート』と自称できる人って、
果たして日本人にいるだろうか?そう思いました。

 

 

『俺が昔英語を教えた日本人の生徒は、手首に沢山ひっかき傷があったんだ。』
『だから解るよ、日本で生きていくのってどれだけ大変なのかって。』

 

 

…若干返事には困る話を聞かされましたが、
これも海外が日本に対してもつ印象の一つなのでしょう。

 

 

『でも仕事なんて仕事でしかないだろう。ただの生きていく手段だよ。』
『俺たちは、人生どうとでもできるじゃないか。』

 

 

まるでどこかで読んだ哲学書でも代弁された気分でしたが、
日本人のニートとして生きている人に、この言葉は響くのかな…?
正直にそんな気持ちでした。

ニートは絶好の人生考察期間。

 

一度会社員という生き方をドロップアウトした私に、
こんなことを言う権利はないのかもしれませんけど、
ニートとして生きるには目的があるんだと思ってます。

 

 

それも、そのニート本人にとっての人生で最重要期間として。

 

 

そのまんま自営をはじめて個人事業主にだってなれるし、
やっぱり人間関係にもう一度賭けたくて転職を選ぶ人生もあります。

 

 

私は3度の退職という経験のなかで、上の両方を経験しています。
今の自分に合う生き方が、たまたま前者だったという実験結果かもしれません。

 

 

人の歴史は実験のくり返しです。
人の命の幅は、そこまで広いんですよね。

 

 

大学まで進んで、就職もして、いきなり国を飛び出して、
帰ってきたらまた就職して、今度は脱サラして、
ニートのまんまネット起業して…。

 

 

半端ものは、忙しい。めちゃくちゃです。
後悔はしなくて済みますけどね。

 

 

ニートは絶好の人生考察期間です。

 

 

『日本を脱出して海外でハッピーになってやる!』
幼稚なダダをこねていた3年前の私。

 

 

今はパソコン1台とネット環境を活かして、
『地球で暮らしたいな。』って考えてます。
…もっと幼稚かも(^-^;?

 

 

 

 

 

【関連記事】




無料プレゼント



【単身渡航マニュアル】





今は、日本語だけで事足る時代ですか?

はい。⇒ TOPへ。
いいえ ⇒ 海外単身渡航マニュアル(クリックして無料ダウンロードできます。)
もう、海外で仕事したい。 ⇒ 履歴書ひな形と面接・渡航対策(クリックして無料ダウンロードできます。)

注:無料プレゼントを受取るためには、Cookieが有効であることを先ずご確認願います。
(Cookieが無効である場合、プレゼントを受取ることができない場合がございます。)⇒詳細


HOME プロフィール お問合せ お知らせ バックナンバー 日本脱出?