自由に働く(『はた』:他人を・『らく』:楽にする)ための行動。
他人に依存することで、何とか毎日をやり過ごす。
そんな日々に飽き飽きしていたころの話です。
どうすればこの不自由な日々から解放されるのだろうか?
そんなことばかり、考えていました。
『とにかく、動け。』
そう自分に言い聞かせる毎日でした。
とにかく動く…けど、前に進んでるのか?
好きなことばかりは、
仕事が忙しくとも往生際悪く続けていました。
それが生きる活力そのものだったからです。
夜更かししてでも、
好きなだけやり続けるときもありました。
寝たら明日が来てしまうからです。
こんな不健康な日々を過ごしては、
翌日にベッドにはりつく体をムリヤリひきちぎり、
眠い目をこすって職場に向かいました。
『これは、必要な苦労なんかじゃない!』
ある日そう気づいたとき、
その現状に不満を感じているのは、
『全て自分自身が起こした行動の責任なのだ。』
そう考えるようになったのです。
誰から言われたわけでもなく
アドバイスをいただいたわけでもありません。
そして、その職場で私をふるいかけてくれた人もいませんでした。
余談ではありますが、
『先輩に好かれる』という経験が人生の中で全く無かった私には、
後進として歩む道も無かったし、示されていないんだと思っていたのです。
そのため、自分ひとりで考えて行動する時間が多かったぶん、
『自由に働く』ことへの気持ちは人一倍大きかったのかもしれません。
(ただの、わがままかもしれませんね(^-^;)
気持ちだけは人一倍強い。
行動はする。
ただ…
それが本当に前進している行動なのか、
不安で仕方なくなりました。
『ダメになっていってるんじゃ…?』
退職や転職を経験してきたんぶん、
環境の変化を受け入れることには慣れてきました。
むしろ、
同じコトをくり返す、同じ環境にい続ける。
そんな日々がたまらなく退屈だったから、
それで良かったのかもしれません。
しかしある日。
どこかで、こんな気持ちも抱くようになります。
『どこにいっても続かない…自分はダメになっているのか?』
不安になって、家族や友人に相談することもありましたが、
『そんなことないよ。』 そう言ってもらいたいだけの自分の浅はかさにも、
イライラしていました。
『もう、終わらせよう。』
そんな気持ちが心を支配します。
今までにない大きな行動を取らなければ、何も解決しない。
そう考えていたのです。
人生を、賭ける。
大きな行動には、その人の人生に大きな影響を生みます。
その大きな行動は、
ともすれば『毒』になるのです。
しかし、これだけは言えます。
『自由に働く』
言うはカンタンですが、これを実現すると決めた以上、
『毒』を飲む必要がでてきます。
そして、致死量ギリギリの毒を飲める人にこそ、
人生を賭けた、強力な行動力と説得力が宿るのです。
働く(はたらく)とは、
他人(はた)を、楽(らく)にする行為です。
致死量ギリギリの毒を知る人こそ、
他人を楽にさせる『免疫』を持っているのです。
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