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マナーの悪い日本人になってはいけませんよ?

 

 

私がそう書き綴るまでもなく、ますます海外との
繋がりをもって仕事やプライベートの幅が広がっています。

 

 

それは時事のみならず、
インターネットの発展が進んだことが一つの原因です。

 

 

マナーの悪い日本人にならないためのお話です。
特に海外での就職を考えている人にお目通しいただければ幸いです。

何かと『上から目線』な日本人

 

私は海外現地採用者としてフィリピンで勤めていました。
当たり前ですが面接も仕事も英語でやっていく必要があります。

 

 

私が採用されたのは日本人の血が流れていたからでしょう。
なぜならそこは日系企業だったから。

 

 

近年はテレビでも『英語がダメでもOK』とうたい、
次々と日本人が高級ホテルに住みついて仕事に就いています。

 

 

現地の若者が引き継ぐべき場所にズケズケを割り込める状況は、
明らかなマナー違反だと個人的に私は考えます。
『英語ダメでもOKなんだ。』と本気で考えている日本人に関しては特に。

 

 

もちろん、マナーを守るためにはコミュニケーションできる
語学力や文化への理解、現地人とのふれあいが最低限必要だと
思っていますが、残念ながらそうではない日本人も何人か
お目受けしたことがあります。

 

 

日本人村を形成してお決まりの日本食レストランやゴルフコース
ばかりに群れ集まっては内輪で盛り上がって良しとできる人たちです。

 

 

大抵の場合彼・彼女らはバカンス・リゾートで甘いミツを
味わうことができる高額富裕層ばかりなので、
別段現地国民について考えることもありません。

 

 

『それがマナー違反かどうかなんて他人が勝手に決めていれば良い。
それ相応の仕事を我々はしているんだ。』そんなスタンスです。

 

 

もちろん高額所得者は多くの税金を現地国に納めていますが、
それで良しとするあたりはマナー違反かお金で解決パターンの
思考停止状態の始まりです。

 

 

パッと見解る特徴を挙げると『上から目線』でしょうか。
口にしている言葉を注意深く聞いていればすぐに解りますよ。

マナー違反者よりもはるかに賢明な現地人たち。

 

何かと『上から目線』な日本人たちは残念ながら
何人かいらっしゃいます。

 

 

日系企業とはいえ、雇用やビジネスを持ち込んでいる事実が
あれば確かに多少以上は傲慢でなければやっていけないのかも
しれません。

 

 

そうでもなければ従業員が指示に従わなかったり、徒党を組んで
ストでも起こすかもしれませんしね。抑制するための福利厚生や
待遇もバッチリ抜かりなく準備したうえだと思います。

 

 

結局ビジネスを持ち込んだ以上、イニシアチブ(優先権)
経営側にあるんですね。仕方のないことです。

 

 

雇われの身とはいえ勘違いしている経営者には
現地国の人たちは頭を悩ませるものです。

 

 

ビジネスを持ち込んでいるとはいえ、ビジネスを展開できる
『国土』という場所が提供される以上、逆説的に考えれば
『現地国』にもある意味絶対的なイニシアチブがあるのです。

 

 

そして私の経験則だと、うっかり上から目線の日本人なんかよりも、
はるかに賢く冷静に仕事を施行する現地国の人たちは多い様に感じます。

 

 

日本人よりも空気が読めて、人のことを考えることができて、
最後は折れて日本人の好きなようにやらせる。

 

 

経営者側の自覚しているイニシアチブなんぞは、
結局虚像なのではないかとすら思えてきます。

 

 

それだけ賢く物事を現地国の従業員たちが考えることが
できるのは、そのまま『彼・彼女らが現地国民だから』と
いうもっとも大きな理由が手伝っています。

 

 

・ビジネスを持ち込んだから、こっちの方が偉い。

 

・ビジネスを展開できる場所を提供しているのだから、
 逆にこっちに感謝すべきだろうが。

 

 

そんな終わりの無い冷戦論争のなか気付けます。
『結局正しい答えなんて存在しない』ことに。

歴史背景を追及するのはナンセンスですが…。

 

国が違うもの同士、同じビジネスに関わる以上は
『うまくやっていきたいですよ。』という気持ちは基本大切です。

 

 

もちろん過去のこともあるので歴史背景を知ると
そんな気持ちにはなれない人もいらっしゃるでしょう。

 

 

例えば日本の子供たちは学校で早い段階から
『痛みある歴史』を教科書で教わりそれについてこう述べます。

 

 

 

『こんな過ちは二度と起こさない世の中にしよう。』

 

 

正論ではあるもののこれまたおかしい話で、
被害者同士が『痛みの歴史』を学んで『くり返さないようにしよう。』
と何度も何度も内輪で話し合っています。

 

 

会社の始業時間に余裕で間に合っているのに、ツカツカやって来た
上司が『遅えよ、何やってたんだ!』と言っているようなものです。

 

 

さらに述べれば被害者意識だけが横行しているぶん、勘違いも
起きています。『痛みの歴史』が色濃く残っている国は、
何も日本だけではありません。

 

 

しかもその『痛み』は大昔日本によって持ち込まれたという
他国も少なくないはずです。

 

 

歴史背景を現在のビジネスに持ち出すことはナンセンスです。
そして、『どちらかが上で下で…』という優劣論争は表裏一体です。
上下の立場なんてある日あっさり入れ替わるんですよ。

 

 

そのバランスを崩さないようにワザと負けてあげている賢い
人間がいるから、今も上流階級の人間はノウノウと甘いミツを
味わうことができているんです。

 

 

変に負けず嫌いな人間ほどめんどくさい人はいないという話です。

 

 

マナーと一言に言っても相互関係があると正解なく難しい問題かもしれません。

 

 

私個人の意見を残させていただくと、
やはり衣食住を展開できる『場所』に最も感謝すべきだと思います。

 

 

もちろん関わる人間同士の『人となり』はしっかり見るべきですし、
何かとイニシアチブばかり主張したがる人間ばかりが勝者である
事態が起こればそれは大問題です。

 

 

ただ、これだけは思います。
日本人の恥にはならないように行く先々の国でマナーを守るべきだと。

 

 

 

追記

 

 

 

自慢にする気はありませんが、
一度現地国民の同僚にこう言われた経験があります。

『何で君は現地採用なんだ?』

 

『他の日本人よりはあなたの英語はいくぶんマシよ。』

 

 

正直この言葉をきいたところで何が変わったという事は
ありませんでしたが、この言葉が全てを語っていると思います。

 

 

当事お世辞にもお金があったとは言えない私ですが、
毎週末彼らがバスケットコートに誘ってくれて一緒に汗を
流した思い出は、高級リゾートかゴルフ三昧な生活よりは
明るく中毒性があるものだと今でも思っています。

 

 

そんな明るく中毒性のある思い出が欲しいから、
私は今のビジネスに手を付けるようになったのだと思います。

 

 

人間関係や上下関係の拘束がうとましい。
これに尽きるんです。

 

 

そしてそんな自由が実現可能になった
今の時代に感謝したいと毎回感じます。

 

 

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