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日本の外交力の弱さを生む『負のケミストリー』

 

日本の外交力の弱さを生む『負のケミストリー』

 

 

 

私は法律家でも教師でもありませんが、
自身の体験をもとに考察をし、その情報を発信することはできます。

 

 

そしてさらに申し上げると、
ド素人の私でもここまで日本の未来を危惧しているという内容です。

外圧にはノータッチ or 冷やかし

 

私の実体験です。最後に勤めた会社にいた時です。

 

 

『会社の人間関係にもう一度賭けてみる。』

 

 

そんな気持ちで臨んだ帰国後の転職活動。
幸い2か月弱で採用が決まりましたので、当事は正直ホッとしました。

 

 

新しく勤める会社で自分自身をオープンにさらけ出す以上は、
何事も出し惜しみは止め、全てを話すつもりでした。

履歴書に書いたことそのままを、
入社した後もわざわざ伏せているのは無意味ですからね。

 

 

しかしやはりというべきか、お決まりの質問をされます。

 

 

『彼女はいるの?』

 

『前はどこで働いていたの?』

彼女はフィリピンにいる。前職は海外勤務。

 

 

先述とおり全てを話そうものなら、

 

 

 

ビックリするくらいすごい勢いで引かれます。

 

 

 

『やはり』という気持ちになったのが、正直なところです。

 

 

すごい勢いで引いていったくせに、
何だかんだでマニュアル通りのことは聞いてくるようです。

 

 

それは他人に興味があるだけでしょうか、
それともただ、気まぐれで訊いただけでしょうか?

 

 

そんなことはもうどうだって良いのですが、
自分の感性では処理しきれないこと。
彼らにとってはそれが『海外』だったのかもしれませんが、
『自分では話ができない』とでも勝手に思われてしまったのか…。

 

 

面白いくらい会話になりません。

 

 

ある日、転職組への『公開処刑』ならぬ『公開スピーチ』
懇親会にて突然振られます。

 

 

 

カンペキな無茶振りです。

 

 

 

ここでも私は全てを話しました。
留学のこと・海外就職のこと・フィリピン人の彼女のこと…。
スピーチ途中である男性社員に言われたことが

 

 

 

『自慢すんなー!』

 

 

 

冗談半分ともとれるこの発言ですが、
タチが悪いのは発言した男性社員が幹部クラスだったこと。

 

 

社員全員これを目にしているので、
私の立ち位置はこれで確立されてしまったと
この時思いました。(悪い意味で)

 

 

つづけて
『じゃあ、英語しゃべってみろ!』

 

 

ご愛嬌でThank youとだけ言いお立ち台から降りた瞬間、
『この会社たぶんムリ』そんな気持ちでした。

 

 

言葉だけでうまく表現しきれないのですが、
私が感じた『不快な空間』ではこんなやり取りがあったのです。

 

 

私のように何かしら海外経験があれば『外圧』扱いする会社があるのです。
一部の会社だと海外経験なんて別段驚きもしないかもしれませんが、
こういう会社も世の中にはあるということです。

外交絡みの話。いろいろ。

 

日本語が難しい。

 

 

留学時にマンツーマンで一緒になった
フィリピン人の先生と、こんな話になったことがあります。

 

『先生はさ、日本語わかる?』

 

『オフコース!コンチワ!デバ?』
※(デバはタガログ語で言う『でしょ?』)

 

『日本語がわかる。』と言えるレベルもこれだけ違います。
『This is a pen.』でドヤ顔ができる日本人はまずいないと
思いますが、まさにそれです。

 

 

もし私が外国人の立場になれば、

 

 

ひらがな カタカナ 漢字
これら3つも覚えなければいけない日本語…。

 

 

めんどくさくて、

 

 

絶対
手を出したくないわけです。

 

 

外交エピソード

 

 

つづいて外交の話です。

 

 

例えば主権国家原則のもと、
海外にいる日本人が何かしらの裁きを受けろと
渡航先の国から一方的に命じられたときです。

 

 

ある法務大臣が『講義を申し上げる立場にない。』などと、
正に『事なかれ主義』と誤解されかねない発言が過去にあったそうです。

 

 

有識者だけが甘いミツを味わえる?

 

 

最後に漢字の『銅』。

 

 

『金』と『同』じなのに、
銅は金じゃないのWHY??

 

 

…と言うのは、私の好きなお笑い芸人
厚切りジェイソンさんの得意ネタです。

 

 

国語学者の金田一秀穂先生は、
『中国に教えてもらったんだからしょうがないじゃん。』
と、テレビ番組で返答していましたが(^-^;

 

 

たしかにそもそも漢字は中国から伝わったもので、
厚切りジェイソンさんがWHYと感じることのウラには
『見えない意志』がありそうですね。

 

 

銅を『金と同じ』だと勘違いして、
間違った商法をしてしまった日本人も
昔にはたくさんいたかもしれません。

 

 

ある程度学がある『有識者』だけが甘いミツを味わえるように、
昔の中国人あるいは腹黒い日本人が考え出したのか分かりません。
(もう少し詳しく調べれば解るかもしれません。)

 

 

いずれにせよ『オイシイところは自分たちだけ』
という何かしらの意志はありそうです。

負のケミストリー

 

外交についてのお話でした。いろいろ例を挙げました。

 

 

『外圧に弱い。』

 

『事なかれ主義』

 

『いちいち言語が難しい。』

 

『甘いミツは自分たちだけ』

 

 

良く言えば『勤勉』?
悪く言えば『したたか』?

 

ここに『したたか』という気質が加われば、
負のケミストリー(化学反応)を起こし、
その人・その国の『外交力』という答えが出ます。

 

 

時には非情な決断が要るから、したたかさも必要かもしれません。

 

 

本記事はあくまで私個人の考察のもと
何者も中傷しない内容とさせていただきましたが、

 

 

これら考察内容を悪意もってか、
それとも『天然』でやっているのか、

 

 

今この瞬間も

 

 

・内輪だけで盛り上がる(内集団バイアス)

 

・語学習得の軽視

 

・上流階層だけがどんどん潤う

 

 

そんな負の連鎖が続いているわけです。
もう『学』も『情報』も『発信力』も
持っていないとただただ損な時代ですね。

 

 

 

追記

日本語だけで働いてる場合じゃない。

 

 

 

『日本語だけで働いてる場合じゃない。』

 

 

そんな気持ちになったのは社会人3年目になってからでした。

 

 

ここまで読み進めて下さっているあなたは、
きっとこの記事に少なからず共感して下さったかもしれません。

 

 

中には心の中で笑っている人もいらっしゃるかもしれません。

 

 

たしかに日本の治安や食文化は世界トップレベルです。
わざわざ語学についてここまで考察するヒマがあるのなら、
さっさと働きに出ろと思われる人もいらっしゃるでしょう。

 

 

ただ時間の問題だと気付いている人は行動が早く賢明です。

 

 

『もう何でも日本が一番、生まれた町が一番じゃない。』

 

 

このまま逃げ切る人生を歩もうとしている人は私の周りにもたくさん居ますが、
逃げ果せることだけを考えない人たちは行動を既に起こしています。

 

 

 

 

 

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