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勘違い留学生や海外経験者が陥りやすい落とし穴

 

 

異文化交流や留学・海外就職経験があると、
確かに日本だけで生きていく人たちよりは
見識が広まるかも知れません。

 

 

ただし、中には勘違いに陥りやすいケースもあるのでご注意下さい。

『アメリカでは当たり前なのに!』…という日本人

 

とあるドーナツ屋でのこと。
子供連れの母子が、仲良く買い物しています。

 

 

その子供さんが、お店のドーナツを手に取りました。
てっきりお母さんに手渡すのかと思いきや、
何とその場でムシャムシャ…。
レジをまだ通してもいない商品です。試食品ではありません。

 

 

さらにビックリ。
その子のお母さんも、涼し気な顔で未決済のドーナツを
ムシャムシャムシャ…。

 

 

お店の人は勇気を出してその母子に注意しました。
『あのぅ…お口に通していただくのは、お会計後に。』

 

 

母親はこう答えました。
『えっ?まだそんなこと言う店が日本にあったんだ?』
どうやら外国で生活していた時はそれが当たり前だったようです。

 

 

『アメリカでは当たり前だったけどね〜。』

 

 

ドーナツ屋の店員さんからすれば、
『いやいや、そんなの知らんがな。』
ですよね。それが正論です。

 

 

既にお解りの通り、
外国で生活したことがある人のなかには、
勘違いをしている人がいます。…お母さん、ここは日本ですよ!

その国という『場所』に生かされていることを忘れてはいけない。

 

次に下の問いについて、ぜひ一緒に考えてみて下さい。
『人にとって、大切なものとは一体何でしょうか?』

 

【答え】

 

お金 ⇒ これは思考が止まっている人の回答ですね。

 

食糧 ⇒ 一理あります。

 

では、お金や食糧よりも大切なものとは一体何でしょうか?
食糧の出元をヒントに、10秒ほどお考え下さい。

 

 

 

 

答えは、『場所』です。
食糧はまず土を耕さなければ育ちませんね。
そしてその土を十分にならすための『場所』が一番大切なのです。

 

 

経済・人類学者さんたちのもっと深いご意見だと、
『鉄』が答えになるようです。
(農耕作業を営むためには、鉄製の農具が大事。)

 

 

鉄から農具を精製するためには砂場や岩場から
回収できる砂金や砂鉄が必要になるので、
結局は『大地』≒『場所』が大切と結論づけることができますね。

 

 

ですので、いかに外国での生活に慣れていようが、
その人の責任で日本に帰ってきたのなら、
生かされている場所のルールに従うことが求められます。
常識ではなくとも、それが人としての『最低限のマナー』です。


海外経験があるから『優』。←これが勘違い。

 

私自身思い当たる節が多くありますが、
海外に身を置いた経験のある日本人の中には、
『自分の方が経験豊富』と勘違いする人がいる様です。

 

 

仕事をしていればわかります。

 

 

結局国内だろうが国外だろうが、
『仕事をやるやつはやる、やらないやつはやらない。』
これが見事に体現されているんですよ。

 

 

語学に固執している人もそうです。
小難しい言葉ばかり知っている。
やたらペチャクチャと喋ることだけは早い。
『自分の方が優れている』というエゴの塊です。
そういう人って案外仕事ができなかったりします。

 

 

他の記事でも私は書いていますが、
地位や職位が高い人たちほど、
わかりやすい言葉や表現を使っています。

 

 

それはリーダーという立場である人が多いので、
部下からは『わかりやすさ』を求められていることを
ちゃんと理解し、実践しているからです。

 

アメリカではこうだったけどねぇ〜。

 

まだ日本ってこうなのぉ?

 

↑↑↑
『気に入らないならアメリカに永住して下さいね。』
日本の大地が、こう言っています(^-^;

 

 

そもそも仕事力や生活力において日本人のレベルは高いです。
それは四季があることや勤勉であることなど理由は様々ですが、
このことで需要が多様になるぶん、規制・ルールの質も
それに合わせて上質です。

 

 

そういうことを考えたことがあるのかどうか解りませんが、
レジを通していないドーナツをそのまま店内で食べ歩き
できるお母さんとその子供さんは、ルールを変えたいのでしょうか?

 

 

ハッキリ言えばタチの悪い世直しです。

 

 

もっとタチが悪い人だと、
『あとでお金払うんだから、客の私に文句言う気?』

 

 

さらにありえない話だと、
『この店のドーナツ不味い!よくこんなの売物にできるわね!』

 

 

横柄な態度になったり、
自分にとって都合が良いルールだけ求めていては、
生かされている国では嫌われてしまいます。

『うまくやりたいですよ』というスタンスが大事

これからの日本人は、世界でどういう立場として
生きていくのか、振舞っていくのか。
それは時間が教えてくれるか、国同士のお偉い
様方が民意を退けてでも決めていくでしょう。

 

 

ただし、この国の未来も、お偉い様方も、
選ぶのは私たち国民自身なんですけどね。

 

 

いずれにしても、インターネットの発展で世界が収縮しており、
色んな国の人たちと仲良くやっていくことが、
幸せに生きたいと考えている人にとっては吉だと私は考えます。

 

 

『うまくやりたいですよ』という姿勢は、
無条件でコミュニケーションになり得ますし、
その姿勢を疑う人がいれば無理に追いかけない。
至ってシンプルです。

 

 

勘違いしやすいのは、
『あの人は海外経験豊富だから信用できる。』
『この人は語学力が優れているから正義だ。』
これが自他共に成立してしまうことです。

 

 

ことわっておきますが、
海外に5−10年間いようが、
ただ居座っていただけの人なんて沢山います。

 

 

先述通り語学がムダに堪能になってしまった人ほど、
エゴや自己顕示欲が強い人はいません。
そこにコミュニケーションの意志はありません。

 

『うまくやりたいなら、私のルールに従え。』

 

『うまくやりたいなら、経験豊富な私が正義だ。』

 

こんなスタンスがコミュニケーションになるはずがありませんね。

 

 

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追記

こんなはずじゃなかった…。

 

 

海外という環境は特殊なようで実は単純です。
そして、語学だけに固執していると陥りやすいのが勘違いです。

 

 

案外自分よりも英語を話せない外国人は沢山います。
それは日本という国だけで働いてきた私にとっては、衝撃でした。

 

 

しかしそこで勘違いしてはいけないんですね。
仕事は仕事、人間関係は人間関係です。

 

 

自分は色んな人より語学は堪能なのに、なぜ?
こんなはずじゃなかった…。

 

 

いつの間にか自分がルールになってしまったころには、
時すでに遅し。周りの人間から距離を置かれるように
なってしまいます。

 

 

『うまくやりたいですよ。』
この言葉は口にするよりも実践する方が
はるかに難しく、奥が深いことがわかります。
それは特に『語学や能力が全てだ。』と勘違いしている人にとっては。

 

 

身近にある落とし穴には、
賢い態度で回避できるようにしましょう。

 

 

 

 

 

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