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BLACK / ALL LIVES MATTER

「証明して」

 

 

2020年6月14日

 

 

 

本稿は、ある一つの記事について引用させていただき、
加えて私自身の所感を加えたものとなっています。

 

 

 

読者さまもご存知の通り、
COVID-19拡大の渦中で、特に激しく混迷している国があります。
経済大国アメリカ。

 

 

 

記すこと自体に心が痛みますが、痛めます。

何が「みんな大切」だ。

 

混迷の背景にあるうちの直近の主な事件は、

 

@:ミネソタ州の白人警察官が黒人を窒息死させた事件。

 

加えてそれ以前に、
A:別の黒人男性がジョギング中に射殺された事件。

 

 

これを受けた彼らは「冗談だろう」 と。
「俺たち黒人はジョギングどころか息もできないのか」と言及しました。
正論過ぎて心が抉られ、蛆虫のごとく怒りが溢れます。

 

 

 

白人至上主義はもはや誤魔化さなくても明白です。
かの国ではCOVID-19に関わる「命の選別・格差」が顕在化しました。
黒人が白人の約2倍亡くなったそうです。

 

 

 

それでもまだ誤魔化せる言葉があるそうなので、
この機会にまた一つ、無知を痛感しました。

 

 

 

その言葉とは
ALL LIVES MATTER です。

 

 

 

そして、今回のデモに参加している人らが掲げているのは、
BLACK LIVES MATTER です。

 

 

 

前者は「みんなの命は大切」
後者は「黒人の命は大切」

 

 

 

後者については「黒人の命大切」
…と和訳された表現をいくつか目にしますが、
」と表現しているあたりが、何とも微妙です。

 

 

 

話を戻してALL LIVES MATTER「みんなの命は大切」
…と口にしている人種は「無視できる贅沢」を実践している連中です。

 

 

 

何だか身近に感じませんか?
チヤホヤされてきた連中の言う、キレイごとのことですよ。
他人事じゃないことが分かります。

 

 

 

「命が生まれる瞬間」
「愛が芽生えて成就する瞬間」
それも結構。キレイなものだけ見られる贅沢です。

 

 

 

陰の部分を踏み潰しておいて、
ALL LIVES MATTER「みんなの命は大切」
とヘラヘラ言える連中が一番幸せです。

 

 

 

そして推し量ることが許されない、
のっぴきならない事情」というのは人には必ずあるのです。

 

 

 

それ知らないでズケズケ分析したがる奴、
それ知らないで自分の言いたいことだけ言う奴、
それ知らないで他人を救った気でいる奴…
今では少しずつ解るようになってきました。

 

 

 

人種に関わらず、生い立ちやキャリア、
性格や性癖、嗜好や価値観…。「こいつは異物」と判断したら、
潜在意識的に排除したいからいじめることができます。
これが「無視の贅沢」を実践する連中です。

 

 

 

こんな連中にALL LIVES MATTER「みんなの命は大切」なんて言われても。
不愉快以外の何なんでしょうね。

ジャイアンは必死。

 

人種差別の話をします。

 

 

 

根底が覆ることを想定したとき、
そのとき当然マジョリティたちは自分たちの立場を恐れるでしょう。

 

 

 

現状では「有色人種」がマイノリティだという理屈で、選別ができます。
その理屈にマジョリティたちが正当性を感じるのなら、
立場が逆になったとき文句も懇願も許されないからね?

 

 

 

だから「法と秩序」の正当性を押すのでしょう。
だって大将も「マイノリティ」にはなりたくないもんね?
必死です。ジャイアン。

 

 

 

記事冒頭の引用記事の締めにあった一文です。
ALL LIVES MATTER「みんなの命は大切」の
正当性について言いたいことはたった一言

 

 

 

 

「証明して」

 

 

 

 

する気がない奴にとっては便利な言葉だから、
やたら使われてきたのではないでしょうか。

 

 

 

本当に他人事じゃないです。
気付いたら昔からこういう記事を残していました。
↓↓↓

 

【関連記事】

 

 

追記

 

 

 

私が海外に憧れを抱いたのは、
選手の半分以上を黒人が占めるワールドスポーツのおかげでした。

 

 

 

英語も好きになったし、人生も変わったし、
辛いことや理不尽なことがあっても、
前を向いて生きていくことができています。

 

 

 

運営側に白人の人が多いとはいえ、
当事者であるスポーツ選手たちのなかには黒人たちがいて、
彼ら/彼女らが勇気や夢を与えてくれたのは間違いありません。

 

 

 

今回の事件を通じて、
今まで自分が夢や希望をもって生きて来られたものの根底には、
一体どれほどの苦痛や憎しみ、愚かな抗争が背景にあったのか。

 

 

 

自問自答する日々です。
↑できてる時点で、自分はまだのん気なのだと気付かされます。




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